このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 寅卯平蕨平林道/ Toraudairawarabidaira林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.12.30 / No.F-173 
 [ 所在地 ]鮫川村 [ 状態 ]完抜舗装 [ 接続林道 ] 殿山林道  [ 分岐林道 ]-
 どう見てもその実態はまるっきり生活道路であった失意の完抜け全線鋪装林道・・・

島県東白川郡鮫川村・・・阿武隈山地の西面に位置し、村の標高はおよそ400〜600m。しかし、山林と山野が広がる山脈丘陵地帯であって、決定的に山深いとも言えない典型的な中山間地域である鮫川村の林道は、残念ながら生活道路を兼ねた鋪装林道ばかり・・・。村の幹線道路である県25号線から2キロほど引っ込んだ赤坂西野「蕨平」地区にて木杭の林道標を発見した寅卯平蕨平林道も一目でそれと分かる残念な存在でした。というわけで、全く林道らしく見えないここが寅卯平蕨平林道の入口(正確には終点)です。
→状況確認!
卯平地区にあって、殿山林道と接続している交差点から始まる寅卯平蕨平林道。民家の前を通り過ぎると、のどかな春の田畑を右手に眺めつつ前方の雑木林へと向かいます。
木林の中をささやかな切り通しで寅卯平蕨平林道は抜けて行きますが、一応、ここが林道の最高所地点となっているみたい。登坂コースとも言えないほどの緩い登り坂で至っており、形としては峠のようになっています。しかし林道臭さは見事なまでにゼロ!
がりなりにも峠を越えたので、その後は下りに転じます。気の抜けるような険しさ皆無の緩い傾斜の下り坂ですが、途中で木杭を発見。なぜこの地点に設置されているのかは不明でしたが、寅卯平蕨平林道の林道標に違いないでしょう。一応、確認しておきますよ。
→林道標を確認する!
ぜか隣接する殿山林道の林道標が設置されていた地点を過ぎて、さらに下っていくと前方に「草牛」集落の民家が見えてきます。しかし、林道区間は草牛を過ぎたすぐ先の「蕨平」地区まで続いているので、林道名は「寅卯平草牛林道」とはならないんですね。
して草牛集落を過ぎると、すぐに県25号線へと突き当たって終点です。すなわち、ここが林道名にもなっている「蕨平」地区。延長距離も短くて実質は生活道路であった寅卯平蕨平林道、あっという間に走破して探索は終了ですが、正確にはこちら側が起点であり、県道への出口にはそれを示す証の木杭が立っていたんだっけ。
→探索終了!
→引き返して殿山林道に向かう!
→振り返る!
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