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 東沢林道(乙父林道東沢線)/ Higashisawa(Occhi-rindo)林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.09.15 / No.G-023 
 [ 所在地 ]上野村 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 中の沢林道  [ 分岐林道 ] 上野大滝林道
 時代の流れでコースの大半が上野大滝林道とされてしまったピストン林道

野村「乙父(おっち)」地区にてR299号線から中の沢林道へと入線、乙父沢川沿いに進んでダート区間が開始する地点で現れるのが東沢林道。この林道はピストンですが、途中に上野大滝林道の群馬県側の入口があることでよく知られています。上野大滝林道を目指す林道ライダーにはおなじみです。
の沢林道から左折で分岐している東沢林道起点の様子です。そこには「林道東沢線」と記された林道標があり、やたらと工事中をアピールする 立て看板 が掲げられていました。なお、東沢林道を訪れたのは平成20(2008)年。これはその先の上野大滝林道の工事であり、この時点ではまだ完抜けではなかったんですね。その後の平成23(2011)年に完抜け開通した結果、現在(2015年時点)は上野大滝林道の一部区間とされてしまった東沢林道ですが、当サイトでは当時のままの「東沢林道」として紹介していることをご了承ください。なお、現在は林道標が「林道上野大滝線」と変更されているようです。
の沢林道から分岐すると、すぐに乙父沢川の支流である東沢の流れが寄り添ってきます。ダートはその渓流伝いになだらかに延びていましたが、この先の上野大滝林道の工事現場へと向かう工事ダンプの往来のためか、幅員は思った以上に広くて、路面はダンプ道のようなボコボコな状態となっていましたよ。
沢を跨ぐコンクリ橋です。東沢林道へと入線して最初の橋となりますが、ここで右岸から左岸へと林道は道筋の位置を変えています。橋のたもとには「山火事用心」の真っ赤な幟が掲げられていました。
の後も渓流コースが続きますが、これといって目立つ急勾配やカーブもなくて穏やかなダート状態が連続します。重量のあるダンプが通行するので、路面には波打つようなボコボコ感もありましたが、それでも大したことはなくて、基本的には走りやすかったです。
してまた東沢を跨ぐコンクリ橋。途中、ここまでに数カ所のコンクリ橋を通過しますが、これが最後の橋でした。ダートは最終的にはここで右岸へと位置を戻すんですね。そしてこの橋を越えた辺りから、いよいよ東沢林道の本格的な登坂区間が開始します。なお、橋の向こう側の右欄干のたもとにも林道標が設置されているので見逃さないように!
→林道標を眺める!
後の橋を渡るとS字で切り返しつつ登坂する区間に差し掛かりますが、ここでゲートが出現! でもよく眺めると、どうやらこれはすでに廃ゲート化された代物だったみたい。開けっぱなしで放置されていました。工事車両が通過するたびにカギを開閉していたのでは面倒くさいので、思い切って廃止したのでしょうか?
して、途切れることなく連続する勾配をさらに登坂していくと・・・。
事関係の資材置き場らしき地点を通過しました。幅員が広場のように拡張されて、資材らしい物が雑然と置かれていましたが、探索時には誰もいなかったんだっけ。とくに気になる物もなかったので、ここはチラ見しただけでそのまま先へと進みます。
ると、すぐにこのようなT字路に突き当たりますが、左折方向が上野大滝林道の群馬県側の入口なんですね。一方の右折側は引き続き東沢林道区間であり、まだその先にダートが続いています。たいていの林道ライダーはここで上野大滝林道へと進んでしまうと思いますが、はやる気持ちを抑えて、まずは右折して東沢林道の末端を目指すことも忘れません!
→上野大滝林道の様子を眺める!
→上野大滝林道に突入!
も右折側はこんな状況・・・。その先にはまだダートが続いているというのに、正々堂々と土砂置き場とされていましたよ。土砂の脇に通行スペースが僅かに確保されてはいましたが、ここはもう車両の通行は無いと見なされているのでしょうか。
→その先の様子を眺める!
野大滝林道との分岐地点から見えていた雑草深さは区間的な状態であったのか、その先へとXRを進めると雑草の繁茂はおさまりました。でも、予想通り車両の通行は途絶えているらしく、四輪が立ち入ったタイヤ跡などの痕跡は皆無だったです。
で路面の土が洗い慣らされたのか、ワダチは完全に消滅していた東沢林道末端区間の廃れたダートです。もはや車両の通行の痕跡は見当たらなかったですが、道としての形はまだ十分に保っていましたよ。ただし、土質の路面はそれなりにフカフカでしたけど・・・。
の後、路面が再び雑草むしてきますが、最終的に至るのがこの地点。夏草に一面覆い尽くされた広場のような場所となっていた東沢林道の終点です。右手には東沢の源流とおぼしき小さな沢が流れ、広場からは流れ落ちる滝が見えていましたが、それ以外は完全に緑に包まれていた山中の真っただ中。エンジンを切ると不気味なまでの静寂さです。というわけで雰囲気的にも明るくはなかったので、ここは早々に立ち去って探索は終了としておきました。
→探索終了!
→引き返して中の沢林道に向かう!
→振り返る!
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