このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 太尾林道/ Fotoo林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.10.06 / No.G-025 
 [ 所在地 ]上野村 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 上野大滝林道  [ 分岐林道 ] 大ナゲシ林道(保安林管理道大ナゲシ線)
 上武国境の深山地帯に分け入る山岳ダートに期待も高まるが、その延長距離は短くて・・・

馬県上野村と埼玉県大滝村とを結ぶ上野大滝林道から分岐する支線である太尾林道の入口にやって来ました。場所は、群馬県側から上野大滝林道を進んで来ると最初に現れる「太尾トンネル」を抜けたすぐ先の左手。ひし形の林道標が掲げてあるので見逃すことはあり得ないですが、ダートで直進する形で左に分岐していくのが目指す太尾林道となっています。上野大滝林道を訪れた事のある方ならば、必ずや見覚えがある場所でしょう。
にやらその先で工事中ということで置かれていた鉄パイプ柵の脇を失礼させて頂き、いざ太尾林道のダートに乗り込みます。これほどの山岳地底の林道なので、物凄い急坂とか落石まみれの荒れ状態を想像していましたが、予想に反して路面状態はまともでした。これといった勾配も見られず、フラットな水平コースが続いていましたよ。
→景色を眺める!
よそ標高1190mほどの等高線伝いに、斜面にへばり付くようにして延びる太尾林道のダート。フラットで荒れのない路面は走行的になんら問題はなかったですが、前夜に降った雨のため地面の土はしっぽりと濡れた状態です。「きっと水溜まりがあるのだろうなぁ」と思いつつ進んでいきますが・・・。
感的中。おえぇ〜、すぐその先で大きな水溜まりがありました。見た限りでは深さは大したことなさそうですが、雨天後の濡れた地面の水溜まり箇所って、その前後がヌタヌタになっているんですね。そおっと通過しないと泥跳ねが酷そうです。もちろん、この程度の水溜まりはオフバイク的には問題ないですが、それでもちょっと憂鬱・・・。
溜まりを越えてそのまま進んでいくと、すぐにこのような地点に到達。明らかに本道と思われる道筋はここで直角に右折していましたが、それとは別に直進していくダートも見えていましたよ。おそらく右折方向が太尾林道なのだと疑いもしなかったのですが・・・。
んと、右折したその先は「保安林管理道大ナゲシ線」であることが判明! それを記した看板タイプの保安林管理道標を発見しちゃいましたよ。というわけで、ここが太尾林道の終点だと思ったのですが、ご覧の通り直進方向にもダートが延びています。となれば、もちろんその先へと進んでみるしかないですが、太尾林道、まだ先があるのでしょうか?
→保安林管理道標(大ナゲシ線)を眺める!
→保安林管理道大ナゲシ線に突入!
太尾林道、まだ先がある!」とにらんで、ここは直進してみますが、残念ながら、そのような展開にはなりませんでした。手前からはさらに続いているように見えていますが、分岐地点から10mほどの地点でぷつりとダートが途切れてしまうんですね。
してこれが末端地点。正真正銘の行き止まり地点です。察するに、保安林管道大ナゲシ線が開設される以前は、ここが太尾林道の終点だったのでしょう。そして、その僅か10m手前地点から右折する形で大ナゲシ線が開設されたのだと思われます。まあ、林道ではたまにある話ですが、それにしても太尾林道は延長距離が短かったなぁ。ここが終点だとすれば、林道入口から1km程度の延長距離しかないし・・・。というわけで太尾林道の探索はここまで。
→探索終了!
→引き返して上野大滝林道に向かう!
→振り返る!
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