このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 大ナゲシ林道(保安林管理道大ナゲシ線)/ Onageshi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2012.10.06 / No.G-026 
 [ 所在地 ]上野村 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 太尾林道  [ 分岐林道 ]-
 未だ見ぬ山深い末端地点へと想いは馳せるが、末端区間は永らく続く放置で酷い薮状態に・・・

野大滝林道から分岐する唯一の支線林道である太尾林道をたどると、たどり着く「保安林管理道大ナゲシ線」の起点です。ほとんど1本道状態に見えますが、この右折側が大ナゲシ線であり、そこに設置された管理道標からそのことが分かります。ちなみに「保安林管理道」とは、治山事業の効率化および保安林の管理を目的としたもの。微妙に「林道」とは異なりますが、当サイトではあえて「大ナゲシ林道」として紹介してしていることをご了承ください。実際のところ、見た目的な違いなんてほとんど無いです。
いうわけで起点から眺めた大ナゲシ林道の行く手の様子ですが、ここまでの太尾林道の路面となんら変わりなくフラット系のダートがその先へと延びています。保安林管理道標がなければ、ここから道の種類が変わったとは絶対に分からないでしょう。よく見れば、ここは保安林管理道であるのに、「林道交通安全」の幟が路肩に立てられていたし・・・。
→付近を調べる!
可解な謎のある大ナゲシ林道ですが、起点からしばらく進むと、「この先100m工事中」なる予告看板がありました。どうやらこの先で何かの工事が行われているみたいですが、常に補修工事をしていなければ、とあっという間に崩壊してしまいそうな急峻な場所を通る大ナゲシ林道。そういうわけにつき工事は日常茶飯事なのでしょうか?
→景色を眺める!
→展望を眺める!
告板にあった工事現場です。ブルーシートで覆われた建設資材がごちゃごちゃと置かれていましたが、幸いにして本日は休工日であったみたい。しめしめ、現場はシンと静まり返ってどなたもいませんでした。
人状態であった現場を通過してその先へと前進させて頂きますが、その先の右急カーブ地点で出会い頭に林道トラックが! ということは、この先で本日も休まずに作業が実施されているとか?! くぅ、せっかく工事はお休みだと思ったのに、ツイてない・・・。
思ったのですが、運転席には誰もいませんね。やはり本日は休工日で、トラックは単にそこに止められていただけでした。堂々と道のど真ん中に行く手を塞ぐ形で止められていたのがちょっとアレでしたが、一瞬、大ナゲシ林道の探索もここまでかと思ってしまっただけに、これはこれでラッキーですなぁ。
初はその先にも工事箇所があると思ったのですが、それは違いました。トラックの脇をすり抜けて進むと、そこを境としてダートに荒れの気配が漂い始めます。生い茂る雑草と傷みまくってボコボコな路面が通行の途絶えを物語り、放置の香りがプンプンと!
面にはびこる雑草をかき分け、その後しばらく進んでみましたが、状況が好転することはなかったです。大ナゲシ林道はピストンですが、どうやらこのままの状態が末端まで続いている模様。はびこる雑草もその先で勢いを増してしまい、完全に路面を覆い尽くした薮状態に変化していました。さすがに勢いだけでこれ以上進むのは躊躇われたので、とりあえず徒歩にてその先の様子を偵察ですよ。
ダメだこりゃ・・・」永らく続いた放置のせいで薮まみれとなっていたその先の様子を偵察してみましたが、その先はやはり薮状態が酷かったです。頑張れば進めないこともなかったですが、所詮ここはピストン。なにかの修行じゃあるまいし、勇気を持って潔く撤退しておいた方が良さそうでした。路面状況も薮に隠されて確認し難い状況だったしね。というわけで、その末端は放置で荒廃していた大ナゲシ林道の探索はこれで終了としておきました。
→探索終了!
→引き返して太尾林道に向かう!
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