このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2010.10.12
No.IBA-025

大金田線■高萩市 ■全線ダート ■分岐→花園線
■県111号線(下君田地区「大荷田」付近)から横川地区「大金田」とを結ぶ

 ゲートの存在は残念だが、花園線と併せて探索するとより楽しめるフルダート 

 ↓鬱蒼とした山林内に延びる総じて暗めの林道ですが、分岐する花園線と併せ
 て探索すればそれなりに楽しめる1本。ゲートの存在は非常に惜しまれます。


……こんな感じ……
■県111号線から横川地区「大金田」とを結ぶフルダートの完抜け林道。全線に渡って昼なお薄暗い山林内部を巡って延びる林道で、県道から入線すると途中の花園線分岐地点までは鬱蒼とした山林内の閉息感が漂うが、その後は少し明るくなってスギの美林地帯を抜けている。路面的には多少の草むした区間も見受けられるものの、総じて走りやすいと言えるだろう。ただし、残念ながら県道側はチェーンゲート封鎖されているため、途中で花園線へとエスケープする以外には合法ルート的には完抜けすることはできない。そのため、大金田線は単独で訪れることよりも花園線とセットで探索されることが多く、また、その方が現実的で楽しいだろう。

■県111号線にある大金田線の入口へとやって来ました。 県22号線が交差する下君田から県道を塙町方向に進むと、右手にその入口が現われます。付近はまったくの山中であり、県道は1本道なのでここはすぐに分かると思います。ただし、入口に林道標は存在していません。とうの昔に朽ち果ててしまったのでしょう。
■県道から眺めた大金田線入口の様子です。そこにはワイヤーゲートが設置されており、ここはいつやって来てみてもほぼ閉じられているのですが、なんと探索時には完全オープン状態に! 小雨のぱらつく天候の中、わざわざ訪れたうえに拒まれたのでは冗談にもなりませんからね。
■はからずもワイヤーゲートの完全オープンという林道の女神様の祝福を受けて、元気よく大金田線へと突入します。通常は封鎖されている県道からの入口ですが、関係車両の通行はそれなりにあるみたいで、しっとりと落ち着いた雰囲気のワダチの砂利ダートが出迎えてくれましたよ。
※探索ルートの都合により以降の画像は進行方向はXRのリア側です。
■激しくカーブをくり返しながら、それでいて少しずつ登坂している大金田線のワダチダート。周囲は鬱蒼とした深い森に囲まれて雰囲気的には閉鎖的ですが、路面状況的には快適です。路面から伝わる未舗装ならではの感触を味わいつつゆっくりと前進させていただきました。
■茨城県の山はどこも大して標高はないのですが、その代わり奥深さだけはある模様。路肩が少し開けた地点から景色を眺めてみましたが、やはり高所感といったものは感じられません。感じてしまうのは山林の鬱蒼とした山深さだけだったなぁ。
→景色を眺める!
■関係車両の通行が希にあるとはいえ、やはりここは通行量の少ない林道です。途中には路面が一面に草むしてしまった区間もありました。しかしそれは林道の常であり、したがってここが荒廃しているというほどではありません。
■思い出したように小雨がぱらつく大金田線のダート。雨が止んでも周囲には白乳色のガスが漂います。これで大金田線が始めてやって来た林道であったならば、かなり心細い探索行となったでしょうが、幸いにして初探索ということでもないのでその点では安心でしたよ。でもやはりまっとうな方は普通の天候の時に訪れた方が良いでしょうね。あっはっは!
■ぱらつく小雨に、そして時として濃厚なガスに巻かれつつ大金田線の濡れそぼったダートを進んでいくと、 やがて小神戸線の分岐が進行方向左手に現れます。見るからに寂し気な小神戸線の入口ですが、とある林道情報によれば、左折して小神戸線へと進むと下君田地区「小神戸」へと至り、最終的には県111号線へと抜けられるとのこと。ただし、ここはチェーンゲートで封鎖されています。
→小神戸線の様子を眺める!
■あ、ダート沿いに分収林区域図の看板がありましたよ。県111号線から入線して以来、ここまで林道標を目にしていませんが、これでこのダートが大金田線であることが確認できるでしょう。林道沿いに見かけるこの「分収林区域図」、現地では実に役立ちますね。
■分収林区域図の看板を過ぎてさらに進むと、2本の朽ちかけた丸太の立った廃ゲート箇所がありました。丸太の脇には朽ちかけたワイヤロープが打ち捨てられています。正式なゲートではないようですが、もう機能していないのでご安心下さい。
■そして前方にコンクリ橋の白い欄干が見えて来ると、左手からダートが合流してきます。ここに林道標は設置されていませんが、これは花園神社から延びて来た花園線。ここまでやって来た場合、このまま大金田線を終点まで進んでも良いですが、全線走破にこだわらないのであれば、ここは左折して花園線へと乗り継いだ方が楽しいと思いますよ。ちなみに、この花園線合流地点ですが、この時の探索時にはなかったワイヤーゲートが現在(2012.12)は存在しています。なので、それを知らずに県道から進んで来ると…。
※以降の画像の進行方向はXRのフロント側です。
→花園線に突入!
→県道から進んで来ると…?
→振り返る!
■左手に別れて行く花園線の分岐を後にすると、長い下り区間が引き続き待ち構えています。路面はジャリジャリ状態ですが、普通に走行している限りは特に問題はないでしょう。相変わらず沿道の森は濃密ですが、あまり閉息感は感じられなくなってきます。
■「神社?」なだらかではありますが、連続して続く下り坂を降りて行くと、途中の左路肩にコケむしたひどく古めかしい鳥居が見えてきます。一瞬、これは廃神社なのかと思ってしまいますが、真新しい注連縄が提げられていたため、そうではないことが判明。ダートの左手に流れる沢の対岸に御神体が祀られているようですが、詳しいことは不明です。
→参拝する!
■鳥居の前を過ぎて杉林の中をさらに下って進むと、路肩の雑草に半ば埋もれるようにして立っている大金田線の起点を示す林道標を見つけることができるでしょう。付近に設置された分収林区域図によってもここが大金田線であることは確認できますが、やはり林道ではなんといっても「林道標」を目にしないとしっくり来ませんね。でも、木杭の林道標はかなり朽ちかけていたりします。
■ダート沿いに林道標を見つけたことで、胸の奥に引っかかっていた一抹のもやもや感も解消、終点を目指してさらに大金田線のダートを下って進みます。で、その後なんだか路肩の薮が酷く勢いづいてくる地点がありましたが、よく眺めてみると薮に埋もれて廃屋が! おそらくこれは離村で無人状態となった「大金田」最奥の集落なのでしょう。
→廃屋を眺める!
■もの悲しく無人の廃虚と化した廃屋脇を抜けて薮じみた森の中をさらに進むと、やがて前方に森の切れ目が現われてダートはそこで終了。林道はここから細い舗装路となって、現役集落である大金田の民家や畑地を抜けてさらに続いていますが、林道区間はこの地点をもって完全に終点となっていましたよ。ちなみに、舗装路を進むとその先でT字路に突き当たりますが、左右のどちらに進んでも最終的には県22号線へと退出できます。
→振り返る!
■ちなみに舗装路をそのまま進むと、大金田の集落の先にてこのようなT字路に突き当たります。ここは始めてやって来るとどちらへと向かってよいのやら悩んでしまいますが、左折すれば、ほぼ1本道で県22号線「横川下」地区に、 右折すると県22号線もしくは111号線へと抜けることが可能。ちなみに、T字路には 手書きの案内板 が掲げられているので、それを参考にすればよいでしょう。
→探索終了!
→引き返して花園線に向かう!
→振り返る!

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