このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2012.11.23
No.IBA-034

高野地支線■常陸太田市 ■全線ダート ■接続→高野地線
■高野地線から分岐して山中に延びる

 冬枯れの時季でも草深く林道標も存在しない作業道そのものな極短支線林道 

 ↓雰囲気は暗く、常に草深いため突入に抵抗感を覚えますが、延長距離は短い
 ので終点まで簡単に進めてしまいます。ただし、その先には何もありません。


……こんな感じ……
■高野地線から分岐するショートなピストン状態の支線林道。その入口は草深く人気の感じられない山林の奥にあって、雑草や薮が勢い衰える冬枯れの時季でもなお草深さを誇る。沿道の閉鎖的な暗い森と、雑草むした土質路面が発する雰囲気は、その手の慣れがな者には怯ませるに十分だが、物理的な荒れはほとんど感じられない。放棄はされていないが、放置状態にあるといったところか。人によっては入線に抵抗感を覚えるもかもしれないが、それでも延長距離はごく短いため、すんなりと終点の末端地点まで進めてしまう。ただし、本線である高野地線からの入口に林道標が存在していないため、一見でここが「高野地支線林道」であることを知るのは難しい。

■県22号線を起点として、 植林と雑木の混じった山林内部に延びる高野地線から分岐しているのが高野地支線。入口は山林の深部にあってしかもそこに高野地支線の林道標は存在しておらず、支線の入口から発せられる暗い雰囲気から見た目的にも作業道分岐の類にしか見えません。ここ、進んで大丈夫なのかと思ってしまうかもしれません。
■で、これが高野地線本道から左折している高野地支線入口からの眺め。植林された杉が覆い被さるように路面上を暗く覆い、どことなくドスのきいた凄みのある雰囲気が感じられました。路面は柔らかい土質でしたが、荒れて荒廃しているわけではないので、早速突入してみます。
■平坦続きで路面的にはまともな部類に入る高野地支線のダート。沿道はかなり閉鎖的で薮深かったですが、物理的に走りにくいといったことはないようでした。コース的には観光牧場「プラトーさとみ」方面に向かって山林内部を進んでいるようですが、閉塞感抜群な山林によって方向感覚はあっという間に失われてしまいます。
■ここがれっきとした「林道」として位置付けられているのは関係資料によって確認していますが、その実態は「作業道」そのものでした。草むした路面にはバラストが僅かに確認され、そこにうっすらとワダチも確認できますが、関係車両といえども、滅多に立ち入ってこないと思われます。
■冬枯れして雑草の勢いは最低限な状態となっていてもこの草深さです。区間によっては完全に路面が埋もれてしまっていた地点も。う〜ん、これでは盛夏の頃が思いやられてしまいますね。その節は立ち入り困難な手の付けられない状態となっているのかもしれませんよ。
■そのような草深い高野地支線ですが、延長距離ははっきり言って短いです。この支線は県別地図にも記載されていますが、それによるば約1キロとのこと。草深さや寂れた雰囲気に怯むことはあっても、荒れているわけではないので、あっという間にここまで進んできてしまいました。
■ただし、それもここまで。道筋はさらに山林の奥へと続いていましたが、ダートはその先で酷い薮にまみれてしまっています。ただでさえ草深く、ひしひしと暗く濃厚なが伝わってくるこの山林の中では、正直言ってこれ以上前進する気になれません。というわけで、高野地支線の末端は事実上の自然消滅状態であったことを確認、長居は無用と早々にXRを反転させて探索は終了。
→探索終了!
→引き返して高野地線に向かう!
→その先の様子をうかがう!
→振り返る!

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