このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 北原・松場林道/ Kitahara・matsuba林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.07.21 / No.IBA-041 
 [ 所在地 ]大子町 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 残念な舗装林道と思わせといて目まぐるしい路面変化で林道ライダーの意表を突く!

島、栃木、茨城の3県に跨がる八溝山(1022.2m)から県287号線を大子町のR118号線方向に下って来ると、途中には無数の林道入口が存在していますが、この北原・松場林道もそんな1本。県道沿いを物色しながら進んでいる最中に偶然その林道標を発見してしまった次第です。場所は左手に県159号線が分岐した直後の「中ノ内」地区。なにげないトウモロコシ畑の脇にぽつんとそれは立っていました。「中ノ内バス停」を過ぎた直後です。
っ黄色なひし形と長方形タイプの2種の林道標が立つ起点から望んだ行く手の様子。青々としたトウモロコシ畑を突き抜けた先に中ノ内集落の民家が見えていますが、あいにく路面は残念な舗装路でした。ここはよくある生活道路系のアスファルト林道であったかと少々落胆したものの、まあせっかくなので探索してみることに。
方に見えていた中ノ内集落内に入ると舗装路が二手に分れます。雰囲気的には左側に進んだ方が僅かに林道くさかったですが、ここは道なりに下るのが正解。
ったん下ってその後は細かなカーブの連続した登りとなりますが、その実情はよくある田舎の生活道路といったところ。そんな北原・松場林道なので、付近の住民でここが「林道」であると意識している方は少ないでしょうな。
ラダラと続くアスファルトに次第に嫌気を覚えてきますが、なんと、その先でまさかの未舗装区間が出現! ここから砂利ダートが開始していましたよ。北原・松場林道は味気ないアスファルト林道であったと失望していたものの、それは嬉しい早とちりであったみたい。
面は嬉しいダートになりましたが、その後も登り坂がしばらく続きます。基本は砂利質のようですが、トラックの通行があるのか、路面は固く圧縮された状態でした。そんな感じで緑に包まれた山林内を進んでいきます。
線直後は林道らしさよりも生活道路としての雰囲気しか感じられませんでしたが、このヘアピンカーブと路肩に散乱する木屑の光景はまさに「林道」そのものでした。序盤では失望させられたものの、その先でこのような展開が待ち受けていたとはね!
こに林道のあるべき姿を見られたことで、気分良くその後の下りヘアピンカーブを降りていきますが、やはり心地良く尻に伝わる未舗装路のガタガタ感はいいものですなぁ。というわけでここは軽快に進んでいきますよ!
→進行方向右手を眺める!
→進行方向左手を眺める!
地良い蛇行を繰り返しながら、穏やかにそして僅かに下って山林内に延びる北原・松場林道の落ち着いたダート。うっすらと路面に形成されたワダチの鮮やかな緑が目に染みました。よくある状況ですが、それでいて悪くはない雰囲気です。
の後、名もなき小さな沢を跨いで薄暗い植林の中へと進んでいきますが、あの木立の暗がりを抜けると林道の雰囲気はガラリと激変します。それはどのように変化するのかというと・・・。
れはこんな感じでした。ダートはここでもはや農道としか言えないような状態にまで一気に規格ダウン。つい先ほどまでの路面状況がまるでウソみたいですが、薄暗い木立を抜けると山林内にぽっかりと開かれた畑地へとたどり着いてしまいます。
→振り返る!
れでは確かに「農道」といってもおかしくはない状況。「どこかで道を間違えた?」とも思ってしまいますが、途中には道間違いをやらかすような分岐はありません。というわけで、「ここが林道区間の終点である!」としておきたいところですが、予想に反して途切れないんですよねぇ。北原・松場林道は低規格なダートと化してなおも続きました。
ートは草ボーボーまみれであった畑地を抜けて再び暗い山林内へ。ここが本当に林道区間であるのか疑問が生じてしまいますが、でも林道名は「北原」と「松場」という2つの地名を組み合わせたもの。そのことからもどこかへと抜けられそうですね。
してまた山林内の畑地が現われます。僅かに見えているワダチは柔らかな土質で、やっぱり路面は雑草まみれでした。おそらく走行するのは農地通いの軽トラくらいなものでしょう。もう、林道だか農道だかわけが分からなくなってきます。
してついに緑の魔境と化してしまったダート。畑地があるので最低限の走行ラインは確保されてたものの、周囲はどこを向いても物凄い薮! むわっとした草いきれの充満したおそろしく強烈な圧迫感でした。北原・松葉林道における最大の山場です。
→さらに北原・松場林道を進む!
→探索中止!
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