このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

早池峰山は、昭和23(1948)年アイオン台風による豪雨で、約28haが崩壊し、御山川に土石流を押出し、
閉伊川流域に死傷者370人に及ぶ、未曾有の大災害をもたらす因となった。
○○○○○の、本流域には、災害防止の悲願をこめ、また、災害復旧の先○○○○○徴として、
御山川1号えん堤を昭和26(1951)年に完成した。
この3号えん堤は、1号えん堤の補助的機能を発揮させると共に、
アイオン台風で発生した程度の土石流(約70万㎥)を完全に抑止し得る能力をもたせ、
災害を未然に防止するため施工したものである。
施工 昭和56(1981)・57(1982)年度
規模 堤長111.0m  堤高10.0m  体積4,940.0㎥  許容堆砂量250,000㎥
三陸北部森林管理署

アイオン台風、名前だけはどこかで聞いたことがありましたが、
土石流で370人もの犠牲者が発生していたとは…。
そういえば、以前探索した長野県の 御岳御厩野林道 においても、
林道沿いの濁川でかつて発生した凄まじい土石流の痕跡を眺めたことを思い出しました。
さすがにそこまでの規模ではなさそうですが、
ここも、それに劣らぬ甚大な被害を被った天災があったようですね。

→出発する!

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