このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2012.10.06
No.N-025

信濃沢線■小海町 ■全線ダート ■接続→茂来線 ■分岐→信濃沢支線・施業システム線
■茂来線から分岐して再び戻る周回コース

 松茸山ゆえに封鎖状態にあるが、変化に富むダートでオフを密かに満喫可能! 

 ↓多少の荒れは感じられますが、それも含めて変化に富んだダート状況が楽し
 めます。沿道の森の雰囲気も素晴らしく、存分にオフを満喫できるでしょう。


……こんな感じ……
■茂来山(1718m) の小海町側の山腹を巡る周回林道で茂来線から分岐。出入口が同一地点に存在し、左右どちら側から回っても前半は登り、後半は下りのコースとなり全線に渡って勾配区間が連続する。路面状況は基本的に土質で泥っぽくて多少の荒れが存在する。区間によっては地面の土が見えないほどの雑草の茂りやガタガタ感がみられるが、走行困難とまではゆかず、逆に変化に富んだダートが楽しめるだろう。沿道はマツタケを産する「止山」となっており、アカマツ林を始めとした森の雰囲気も悪くは無い。ただし、止山であるがゆえにシーズン中はゲートによって封鎖されている。また、支線林道として施業システム線を分岐しているのも見逃せない。

■茂来線から分岐している信濃沢線の入り口へとやって来ました。この信濃沢線は林道名である茂来山(1718m) の山裾を巡って再び入口へと戻るループ林道であることはよく知られており、そのためここには2方向に別れて信濃沢線の入口が存在しています。画像では前方直進と左折側がそれであり、2つの入口がどのように周回しているのか心ときめく瞬間ですが、この林道はゲートによって封鎖されているとの事前情報があるのも事実。そこいら辺の所も含めて詳しく探索調査してみます。
→周囲を調べる!
→!?
■右回りで信濃沢線に入線するとダートは柵で囲まれた畑脇を抜けて延びていますが、ガタガタとした路面は振動が大きくてけっこう走りにくい状態です。この区間まるで農道みたいですが、それでもダートは確かに前方の山へと向かって延びています。
■ちなみに、信濃沢線はループ林道なので左右のどちら周りで入線しても構わないのですが、今回はとりあえず左周りで突入して探索を開始します。ただし、信濃沢線の位置する付近の山は権利者以外は入山してはいけない「止山」となっており、さらに信濃沢線のもう一つの名物である「施業システム林道」はそこに存在しています。よって施業システム線への迅速なアプローチを図るのであれば、より距離の短いこの左周りがお薦めかと…。
■畑の脇を過ぎるとダートは行く手に見えていた山の中へと進みます。森はカラマツやアカマツなどの樹木で構成されており、ここは「止山」と言われてみれば、確かには各種キノコやマツタケが生えていそうな雰囲気ですね。でもあの最悪な事故のせいで基準値が…。
■そしてしばらく進むと現れるゲート地点がここ。信濃沢線にゲートが設置されてることは知っていましたが、「やはり…」といった感じです。しかもゲート脇には隙間なくビニールテープが張り巡らされており、周囲には警告看板が乱立。ゲートそのものの防御力はさほど高くはないのですが、その強烈な意思表示にちょっと怯んでしまうかもしれません。
→ゲート右手を調べる!
→ゲート左手を調べる!
■やろうと思えば強行○破も可能な右回り側のゲートでしたが、そこは素直にひとまず退散。とりあえず信濃沢線の入口まで引き返してきました。でも諦めたわけではないですよ。なぜかと言えば、まだ左回り側の入口(画像右方向)が残っているのでね。
→茂来線に突入!
■というわけで今度は左回りで探索を続行することに。ちなみに、こちら側の信濃沢線入口にはひし形のオレンジ色と黄色タイプのの正式な林道標が新旧2本設置されていました。
■左回り側の入口にて。ひし形の黄色タイプの林道標のすぐ先にはオレンジ色タイプの林道標が存在していますが、こちらの方が黄色タイプの物よりも新しいようです。
→あ、あれは?!
■そんなこんなで思わぬ時間を浪費してしまいましたが、いざ、左回りで信濃沢線のダートに乗り込みます。こちら側は入線直後から登り坂が始まっており、半土質の路面には雨水の洗掘作用によるクレバスなどが発止している模様。かなりガタガタとして走りにくい状態でした。
■雨天直後はかなりヌタヌタなことになっていそうな山土のダートを登坂して進みます。路面もそこそこ傷んでいるようで、今のところ暗めな雰囲気しか感じられません。「信濃沢線、まさかこの先で廃れているんじゃないだろうな…」との不安が脳裏によぎりましたが、それはさらに進んでみれば自ずと明らかになることでしょう。
■山土ダートをその後も登坂して進みますが、やがて林道ではよく見慣れた代物が前方に…。
■「やっぱりな…」というわけで、そこに現れたのは左回りコースの行く手を塞ぐートです。信濃沢線がゲートで封鎖されていることは事前情報によって承知済みでしたが、現地にて改めてそれを確認することになろうとは…。ゲートの左右には巨石が置かれ、加えてお約束のビニールテープがここでも張り巡らされています。これは少々厄介な状況ですが、「はい、そうですか」と引き下がってしまうのは 「かけだし」の証拠。 とりあえず付近を調べてみる必要があるでしょう。ちなみに、ゲート手前の左手にある林道標は左折分岐している信濃沢支線のもの。
→ゲート左手を調べる!
→ゲート右手を調べる!
→信濃沢支線の様子を眺める!
■というわけで最後の一線を越えることなくゲー○を無事通過。緩い登り坂でその先へとさらに続く山土質の信濃沢支線のダートを進みます。でも情報によれば、ここにはマツタケの季節である秋には監視員が出動しているらしいので、あまりウキウキできませんけどね。
■その後、途中で見かけた廃ゲート跡などを眺めながらゆっくりと坂道を登って進みます。土質でガタガタであった路面はそれにしたがって落ち着いたフラットなものとなり、進前進するほどに信濃沢線のダートはなんだか走りやすくなってきましたよ。
■なだらかに連続する登り坂をさらに進みますが、やがて鋭角に切り返す左折分岐が現れました。瞬間的に「すわ、未知なる支線林道の発見か?」と思ってしまいましたが、残念ながら周囲には林道標は見当たらず、どうやらこれは名無し系のダート分岐であった模様。ちぇ…。
→これ以上進むのは控える…
→さらに信濃沢線を進む!
→左折ダートの様子を眺める!

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