このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 青木線/ Aoki林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
長谷高遠林道  [1] [2] [3]
初は山の斜面に見えていただけの残雪ですが、やがて路肩に未だなお溶けきらずに積雪するその姿が…。でもまあ、この程度なので残雪そのものは問題はないみたいです。むしろ問題となるのは雪解け直後の路面の荒れやガレですね。そこいら辺がちょっと心配となっていきます。
業道ダートはイイ感じでさらに続いていたのですが、危惧した通りの展開に…。すなわち、行く手の路面が岩石まみれのガレがレになってしまいました。この区間、路肩はいつ崩れても不思議はないほどの軟弱さであり、加えて前方のカーブ地点には残雪塊も控えています。ここは思案のしどころですが、とりあえずは徒歩による偵察ですね。まずは前方の積雪地点を確認してみますよ。
→景色を眺める!
ぐ先にはまず斜面から崩れた岩石群です。それらは両腕でだき抱えるくらいの大きさであり、ここを通るとしたら路肩のラインもしくは、岩石群を強引に乗り越えるかでしょう。でも路肩側はモサっとした軟弱さで崖落ちが恐いので、ここはやはり後者だな。
ちゃ〜、これは酷い! 行く手に見えていた左カーブ地点です。積雪によって斜面が削られてしまい、そのせいで路面は大量の岩石で半ば埋もれたような状態です。と同時にそこは嫌な感じで雪解けの沢が路面を削るように横切っていましたよ。う〜ん、ここを通過するとなると、両足をばたつかせながらの牛歩の歩みか、それとも手押しとなるのは確実とみた!
ーブ地点の沢渡り箇所ですが、思っていたほど問題はなかったようです。そして手前から見えていた残雪塊も路面の全てを覆っていたわけではなかったので、路肩側を通過すれば問題解決ですね。でもこの先の積雪と雪解けで水分をたっぷり含んで傷んだ路面は特に路肩が軟弱そう。偵察の結果、物理的なさらなる前進はOKと判断しましたが、なぜか脳内警報がピコピコと。場所が場所だけにちょっとリスクが高そうです。地図上ではその末端まであと1kmほどであり、ここはガッツと勇気で突き進みたかったですが、脳内警報が鳴ったので勇気をもって戦略的撤退としておくことに。なにせここは林道以下の低規格は作業道なのでね。
→沢を眺める(上流)!
→沢を眺める(下流)!
→斜面を見上げる!
→景色を眺める!
高1870mの造林作業道末端地点へと行けなかったのは残念でしたが、素晴らしい南アルプス山岳地帯のダートと素晴らしい自然の雰囲気だけは十分に満喫することができました。立ち去り間際に仰ぎ見た上空の美しく 澄んだサムライブルー が目に染みて、ここはちょっと立ち去り難い思いを感じてしまいましたが、それでも立ち去らねばなりません。というわけでお留守番していたWRへと戻って青木林道(造林作業道区間を含む)の探索はここで終了!
→探索終了!
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