このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2010.10.24
No.N-009

岩魚沢第一支線■湯沢町 ■半ダート ■接続→岩魚沢線
■岩魚沢線から分岐して山中に延びる

 入線直後は素晴らしいが、中盤〜ラストの舗装で見事な肩すかしが… 

 ↓入線すると途中まではワダチダートが心地よいフラットな区間で楽しめます
 が、終盤にはなぜか舗装路が…。期待すると肩すかしを喰らう1本かと。


……こんな感じ……
■岩魚沢第一支線から左手に分岐して森の奥へと分け入るピストン林道。入線すると自然色豊かな森の中をフラットなワダチダートが平坦に続き、荒れ、ガレも全く見られず走っていて気持がよい。ただし、それは下り坂の始まる中盤までであり、以降はなぜか終点まで舗装路となってしまう。舗装路で下り坂を降りると荒れ地のような開けた空間に出て、藪の中を少し進んだ地点にて不自然な形でいきなりエンドをむかえるが、肝心の林道標はすでに消滅してしまったのか、起点、終点、そして沿道上のどこにも存在していない。入線直後の雰囲気は悪くはないので、その気になって進んでいくと終盤にて肩すかしを喰らってしまうような1本である。

■岩魚沢線から分岐している岩魚沢第一支線の入口です。R17号線から岩魚沢線を道なりにたどってくると最初に現れる分岐がそれであり、見逃すことはまずありませんが、残念ながら林道標はどこにも存在していない模様。ちなみに、本道である岩魚沢線には2本の分岐があるのですが、そのうち1本は林道標の存在する「岩魚沢第二支線」となっていることから、残るもう1本となるこの分岐ダートが岩魚沢第一支線であると判断しました。当初は名無し林道として分類しておくべきか迷いましたが、まさか第一支線は欠番ということもないと思われるので、当サイトでは独断にて岩魚沢第一支線としておきます。
■支線とはいいつつも入線してみると、岩魚沢線本道とほとんど変わりのないフラットダートが森の奥へとへと続いていました。雑草形成されたワダチも美しく、また、たまには関係車両の通行もあるのか、いたって走りやすい状態に維持されているようです。
■前方に紅葉した山肌を眺めつつほとんど起伏のない平坦ダートを進みます。岩魚沢線本道は平標山登山口へと続いているので、たまに人影もありますが、さすがに登山とは関係のないこのような支線に立ち入る酔狂はいないらしく、沿道には人の気配が全く感じられません。
■「えぇ…?!」支線林道ならではの人気の途絶えた静寂な雰囲気を味わいつつさらに進むと、いきなりまさかの舗装路が! しかもその先にて何やら作業が行われている様子です。幸い、探索時は休工日となっていたので作業員の姿はありませんでしたけど…。
■何の工事を行っているのかよく分からない小さな現場を過ぎると、一気に駆け下りるような急坂が現れます。で、その急坂を下りきった地点がここなのですが、そこは大きく開けた荒れ地となっており、ひょろりとした舗装路の空間以外は全てびっしりとした藪に覆われていました。藪以外に何も存在していないここは一体どういう場所なのでしょうか?
■ポッカリと開けた荒れ地に延びる舗装路をたどって前進すると、やがて突き当たって右折カーブしている地点にたどり着きました。ここはその先にも道は続いていると思ったのですが、実際にはXRの停車している先1メートル地点にて、 唐突に道はプツリと途切れてしまいます。その先には深い藪が展開しているだけで何もありません。そして舗装路がなぜここで意味なく右折しているのかも不明です。とまあ、よく分からない感じで岩魚沢第一支線はエンドとなっており、結局林道標も終点までどこにも見当たらなかったことから、どうもしっくりと来ないままで探索は終了となりました。
→探索終了!
→引き返して岩魚沢線に向かう!
→周囲を見渡す!
→周囲を見渡す!

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