このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 四徳治山運搬道/ Shitoku林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2011.05.02 / No.N-SA-012 
 [ 所在地 ]中川村 [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ] 高森山林道 ・ 黒牛折草林道 
 スイッチバックを交えた過激な連続登坂で登り詰める最奥エリアのピストン作業道

森山林道を道なりに進むと、やがて直進方向に現れる四徳治山運搬道の入口です。 道標の類は設置されていないため左折する高森山林道本線と間違えやすいので注意が必要ですが、四徳治山運搬道に乗り継ぐと県210号線「折草峠」へと抜けられるため、高森山林道を訪れる林道ライダーはそのほとんどがここを直進すると思います。
折する高森山林道に別れを告げて一気に下る四徳治山運搬道のダートに乗り込みますが、路面には無数のオフバイクのタイヤ跡が刻み付けられていました。分杭峠〜折草峠を結ぶ未舗装ルートとして、この地を訪れるオフバイクの通行も少なくはないということですね。
徳治山資材運搬道はガタガタ感が強くてあまり走りやすいとは言えない路面状態で九十九折りを一気に下っていきます。ここ、切り返しの急カーブが険しかったなぁ。なお、治山現場などへの資材運搬の方法としては他にもモノレールや索道がありますが、運搬量、運搬時間を考慮すると「運搬道」が最も優れているそうです。モノレールは自然環境への負担は少ないものの運搬量に限界が、索道は地形上の理由から延長距離が長くなってしまう短所があるため、たいていは運搬道が開設されてしまうみたいですよ。
かし、このダートはガタガタ感がかなりあります。見かけ的にはあまりそのようにも見えませんが、路面の土が洗い流されてて無数の石が露出していました。尻に伝わる振動が大きくてちょっと走りにくかったです。ゆっくりと進むしかないボコボコ道ってやつですね。
った以上にガタガタであったダートを下っていくと、サビて古ぼけた鉄板タイプの標識を発見しました。四徳治山運搬道の運搬道標です。当初はこのダートも高森山林道の続き区間であると思っていたのですが、これの存在によってそうではないことが判明したというわけ。
→運搬道標を眺める!
ぼけた運搬道標地点を過ぎてさらに下っていくと、ここでチェーンゲートが出現。雰囲気的には廃ゲート化されているような感じであり、探索時にはチェーンが外された状態でオープンとなっていたんだっけ。ちなみにゲート脇の看板は運搬道標であり、ここで初めて「四徳治山運搬道」の文字を確認することができました。
→運搬道標を眺める!
ェーンゲート箇所を過ぎた先でも下り坂は続きますが、路面に露出した石によるガタガタ感は収まりました。フラットな小砂利系となってだいぶ走りやすくなります。
すが、それもつかの間。やがて前方に急カーブが見えてくると・・・。
ートは県210号線の舗装路に突き当たってエンドとなりますが、どうやら石碑の立つここが「折草峠(1169m)」であったみたい。というわけで、そうであると言われなければ、まず「林道」であると思ってしまう四徳治山運搬道の探索はここまで。ちなみに県道に突き当たったその先は林道標の設置された黒牛折草林道の入口となっています。
→探索終了!
→引き返して高森山林道に向かう!
→運搬道標を眺める!
→振り返る!
→黒牛折草林道の入口を眺める!
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