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探索日 2008.09.14
No.S-016

御岳山線■秩父市(旧大滝村・荒川村)・小鹿野町(旧両神村) ■接続→大輪線 ■分岐→杉ノ峠線・御岳山2号線・古池線
■R140号線付近の「大輪」地区から県37号線「古池」地区とを結ぶ

 展望区間が素晴らしく、山岳ダートならではのオフの醍醐味がここに! 

 ↓中盤の峰沿い区間では快晴に恵まれれば素晴らしい展望が! 延長距離もそ
 れなりにあり、荒れやガレもないので気軽にオフを堪能することができます。


……こんな感じ……
■以前はピストン林道であったが、御岳山トンネルの開通によって完抜け林道化した埼玉県のメジャーなロングダート。御岳山の外輪に沿って巻くように延びるため、起点と終点は位置的にさほど離れていないが、延長距離はそれなりにある。路面は県道側の方が若路面が干ラフな感じとなっている砂利ダート。場所によっては少々浮き砂利っぽい地点もあるが、オフを楽しむのにはかえってちょうど良い感じだろう。前半および後半の延々と続く登坂、降路区間はきりがないといった感じだが、中盤には展望の開けた景観の素晴らしい峰沿い区間が現れる。特にコース的な険しさもなく、路面的にも安定しているので、ここはストレス無く思う存分オフを満喫できる!

■御岳山線の入口です。三峯ロープウェイ 「おおわ」駅から道の駅「大滝温泉」方面にR140号線を進むと、大輪地区に向かって左手に登坂する舗装路があり、それを道沿いに進んだ地点に位置しています。ちなみに、ここは大輪線の起点でもあるため、2つの林道標が並ぶように設置されていすが、御岳山線は左折側、右折側が大輪線となります。
→ほぇ?!
■大輪線との接続地点にもなっている起点から入線すると、すぐにダートが始まって逆S時で登坂して進みます。御岳線に限らず延長距離がそれなりにある山岳林道では、補修工事などが頻繁に行われていたりするもので、タイミングが悪いと通行止めを喰らってしまうものですが、ここでは何も見なかったことにして前進しておきました。
■ガレている、とまではいきませんが、路面の砂利にはつぶての大きな石ころが混じっており、ズルズルとした感触で登坂路が続きます。探索時は真夏の快晴時であったので、タイヤが巻き上げる砂埃が酷いことになっていましたが、ダート的にはとても良い感じです。
■御岳山線は、 その名になっている御岳山(1081m)の山頂付近を巻くように山越えして延びていますが、ここはまだ序盤区間。前方にこれから登って行くであろう山肌を眺めつつ前進するわけですが、序盤区間というのは、これからあそこを駆け登っていくのか、という期待感でワクワクする瞬間でもありますね。
■ズルズルな砂利ダートをしばらく登坂して進むと、左手に下って延びる舗装分岐がありました。これは杉ノ峠線の入口で、ここにはその林道標はありませんが、「←落合」と記された道標が掲げられています。ここを下ればR140号線大滝温泉のすぐそばに抜けられますが、 入線早々で国道に戻っても仕方ないので、直進方向の御岳山線本道を進みます。
→杉ノ峠線の様子を眺める!
■あ、杉ノ峠線の分岐を過ぎて少し進むと、また左折分岐が現れました! 「ひょっとしたらこれも支線林道?」分岐が連続すると、そちらが気になって本道を進むのに時間がかかって仕方ありませんが、それはそれで何だか嬉しいもの。でも気が向いたら突入してしまうので、予定が大幅に狂うこともしばしばであり、我ながら困った癖だと自覚しております。
→分岐に突入!
■その後、さらに右折して山肌を登っていく分岐がありますが、これはどうやら登山道になっているらしく、御岳山および山裾のR140号線方面ヘと続いているようです。見た目にはオフバイクででも入っていけそうな気もしますが、それは無理というものでしょう。本道沿いに先を急ぎます。
■さらに前進しますが、埃っぽい砂利ダートの登坂路が相変わらず続きます。ガードレールが設置され、法面がコンクリブロックで固められているところを見ると、なかなか整備の行き届いた感じもしますが、路面は部分的に浮き砂利っぽくてズルズルです。
■これは作業道でしょうか? 登坂路の途中で鋭角に切り返して山肌を激坂登坂している分岐がありました。付近には送電線が走っているので、ひょっとしたら鉄塔巡視道にでもなっているのかもしれないですが、いづれにしても突入したわけではないので、よく分かりませんけどね。
→分岐の様子をうかがう!
■地質的にそのようになっているのか、それとも単に陽に焼かれたせいなのかは分かりませんが、ふと気が付くと路面に散乱する砂利や岩屑が赤茶けた色合いになってきました。この路面の赤茶けた岩屑といい、入口からの連続登坂で標高も上がったせいか、どことなく周囲に山岳ダートの荒々しい雰囲気が感じられるようになってきます。
■あ、崖崩れ発生箇所がありました。路肩の崖がボロボロに崩れています。幸い、それは小規模だったらしく、路面はすでに片づけられた後でしたが、山岳ダートはこうでなくてはね! これでようやく山へ来た、といった実感が湧いてきます。ただし、それによる通行不可だけは勘弁ですが。
■おお、いい感じに前方の山肌にこれから通る行く手の道筋が! ダートはこの付近では平坦やアップダウンを交えた緩い感じので登坂区間になっているようで、こういう見通しの良いなだらかな区間では、全開に飛ばしたくなる衝動をグッと抑えるのが大変ですが、かといってトロトロ走行では面白くないので、ここは自分なりの適度な速度で一気に駆け抜けておきました。
■その後、前方に見えていた道筋をたどると、やがて御岳山線お馴染みの御岳山2号線との分岐地点のトンネルが現れます。トンネルを抜けて直進しているのが御岳山2号線で、そこには「森林管理道 御岳山2号線 終点」と」記された逆オムスビの林道標が設置されており、「なぜ林道と記載せず、いかにも気取った森林管理道と書く!」と密かに思ったりもしますが、ま、仕方ないか。で、肝心の御岳線本道ですが、位置的にはこの辺りが中間地点付近となり、ダートは急カーブで切り返しつつ、さらに続く登坂区間のピークへと向かっています。
→周囲を調べる!
■御岳山2号線のトンネル直前で右手に切り返して急坂登坂している御岳山線本道の様子です。雰囲気的にはトンネルに突入する直進方向が本道にも見えてしまいますが、ここは右折して急坂を登って進みます。
■御岳山2号線分岐直後の激坂を一気に駈け上り、続くウネウネとした崖際のなだらかな坂道を進みます。当初は先述のトンネル地点がてっきり山越えのピーク地点だと思ったのですが、登坂路はまだまだ続くようで、「一体どこまで登るんだ?!」といった感じでしょうか。
→もう飽きた…
→さらに御岳山線を進む!

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