このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
八丈島の特産品とお土産 | 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 |
八丈島の特産品とお土産 | もどる |
八丈島土産はたくさんあるけれど・・・ |
観光地としても名の知られた八丈島なのでお土産品はそれこそ無数にありますが、純粋に島の特産品を使ったお土産はクサヤ、島焼酎、乳製品、アシタバ、それと黄八丈くらいだと思います。さらに突き詰めればクサヤと黄八丈ですね。黄八丈以外はお土産屋さんでなくても島内のスーパーなどで普通に売っています。 純粋にというのは、八丈島名物とうたっていながら実は原材料を島外から運んで島内で作ったり、島外で作られた観光地ではお約束な小物やグッズ、お菓子系などのお土産を除くという意味です。個人の好みで買うお土産なので、なにを選んでも全然いいのですが、いいか悪いかは別としてそのような土産品はけっこう多いです。 |
店で売られているクサヤの種類も非常に豊富 |
美味しいけど風味が独特過ぎるくさや |
魚類の干物の一つで伊豆諸島で最も良く知られているのがクサヤ。新鮮な魚をくさや液と呼ばれる魚醤に似た独特の風味を持つ発酵液に浸潤させた後に天日干した食品。新鮮なムロアジ、トビウオ、シイラなどが使われ、江戸時代には献上品とされていたほどの歴史を持っています。 クサヤは自宅で焼くと大変なことになりますが、すでに焼いてあるものや、 匂いを抑えたものもあるみたいです。八丈島を代表する特産品でありながら、島出身の方へのお土産ならばともかく、それ以外だと少し躊躇してしまうかも・・・。 |
小物アイテム系なら気軽に買える黄八丈 |
高いイメージだけ小物のならば気軽に買える |
黄八丈は八丈島に古くから伝わる絹織物で、黄色はカバ(樺)、黒はコブナグサやタブノキ、 シイなど、 島に自生している草木の煮汁で染め、 ツバキやサカキの灰汁や泥を使って触媒発酵させてできあがります。 八丈島で織られた本場黄八丈は反物では数十万円〜100万円を超えるものまであって、とてもお土産としては手が出ませんが、黄八丈を使用した小物ならば数百円〜数千円程度の価格で島内の黄八丈会館やホテルなどで販売されています。 |
種類の多さは驚くほど! |
焼酎好きにはたまらない豊富なバリエーション! |
八丈島の5つの酒造蔵元で製造され、主にサツマイモと麦が使われる八丈焼酎。数種類もの焼酎が造られており、それぞれの蔵元や銘柄で異なる味を楽しめます。島内のスーパーにもずらりとたくさんの焼酎が普通に売られていました。 お酒を飲まない方には関係ないですが、あれもこれもと欲張ると帰りの荷物が重くなってしまいます。 |
八丈島ってソバが栽培されていたっけ・・・? |
これでもかの怒濤なアシタバ系お土産アイテム! |
八丈島の特産品であるアシタバ(明日葉)は伊豆の島々に自生するセリ科の植物で、八丈島では年中絶えることのない緑色野菜として昔から食用されてきました。 しかし、あるわあるわ。明日葉うどんや明日葉そば、あしたば健康茶にあした葉茶飴、あしたばみそ、あしたばパイ、あしたばひねり餅などなど・・・。とにかくなんでもアシタバを混ぜてみましたといった感じです。でも材料の一部として混ざっていると思われるアシタバは別として、ほとんどは島外で製造されたものですな。 |
八丈牛乳を使用したというお菓子系も多くありますが・・・ |
八丈牛関係の土産はバターなどの乳製品がおすすめ |
昔から放牧で牛を飼育してきた歴史のある八丈島では八丈島牛乳とバターが特産品。八丈島でのバター製造の歴史は古くて明治41 (1908)年にまで溯り、 大正12(1923)年には八丈島練乳株式会社が設立されました。 最近では平成25 (2013) 年に八丈島乳業が設立され、ジャージー乳製品が製造されています。 ということで、八丈牛乳やバターを使用しているというクッキーや牛乳せんべいなどが無数にありますが、実際には島外の工場で生産されたものが多いとのこと。八丈島牛乳だけを使ったお土産となると、バターや牛乳パックくらいなものだと思います。 |
さらば八丈島編[ 帰りの乗船手続き ]へ |