このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 尾曲林道/ Omagari林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.05.01 / No.SHI-042 
 [ 所在地 ]浜松市(天竜区) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ] 寺尾林道  [ 分岐林道 ]-
 現在は完抜けルート化されたかつてのピストン林道だが、路面は砕石でガタガタ!

高密度林道密集地帯・・・それはまるで迷宮のごとく張り巡らされた林道網のこと。主な所では福島県いわき市の三和町周辺、静岡県富士宮市の富士山裾野周辺が挙げられますが、ここ浜松市天竜区の旧佐久間町、龍山町周辺もその一つ。1日ではとても探索しきれない林道群がそこにあるのですが、効率良くそれらを探索するためにまず最初に向かったのがこの尾曲林道です。県289号線とを連絡する天竜川(秋葉湖)に架かる「瀬尻大橋」たもと付近にて、R152号線から「下村」地区へと入って右折。道なりに進んでいくとやがてお待ちかねのダートが現れました。
道標を見かけることもなく心細い状況で開始した尾曲林道のザクザクなダート。手持ちの県別地図には記載されていませんが、ここをたどって進めば「寺尾林道」にたどり着けるはずなんですね。高密度林道密集地帯ならではの、先の読めないワクワク感と不安感がとても楽しくて・・・。
筋はしっかりしているものの、予想以上にガタガタ感とザクザク感の大きい登坂コースが続きます。路面に拳大の白い砕石が敷かれた結果ですが、暴れるハンドルをねじ伏せて前進するとはこのことでした。はっきり言ってここはかなり走りにくいです。
もオフバイクで走る道としてはとても楽しいですね。新緑のグリーンに包まれたダートは静寂そのものであり、行き交う対向車も全くありません。誰にも邪魔されないシチュエーションの中、思いっきり駆け抜けるこの瞬間が最高!
線に渡ってほぼ登坂コースが連続する尾曲林道。しかもガタガタ感が大きくて走りにくい状況もまた連続します。でも走りにくさよりも「走る楽しみ」が上回り、逆にオフ林道らしくて楽しかったです。無我夢中で走りましたよ。
も途中でコンクリ簡易舗装が現れてしまいます。イイ感じでガンガンに登坂してきたのにちょっと興醒めですが仕方ありません。元々は2本のピストンが延長開設で結ばれて現在の完抜けコースとなった尾曲林道ですが、おそらくここはその延長区間。よくあるパターンで開設と同時に簡易舗装されてしまったのでしょう。
新しい純白のガードレールが設置された簡易舗装区間がしばらく続きます。そして坂道の傾斜角度もここで最大限に大きくなりました。まるで額を地面に擦り付けるような急坂であり、そういう意味ではこの簡易舗装は四輪への坂道対策なのかもしれません。
→ 景色を眺める!
臓破りの簡易舗装の激坂区間が続きますが、途中でようやくプラ板に手書きという簡素な林道標を発見。それには「林道終点 尾曲線」とのみ記されていましたが、かすれた文字は危うく消滅寸前でした。この天竜エリアではよくあるタイプの林道標ですが、その欠点はすぐに文字が消滅してしまうこと。付近にはそのような末路を辿った林道標が数多くあり、やがてこれもただのプラスチックの板切れと化してしまいそう・・・。でもなんでここが終点なの?
ースの中盤に位置する簡易舗装区間を過ぎると、それまでの激坂ぶりは鳴りをひそめ、落ち着いた感じとなります。傾斜角度をあまり意識させない穏やかさであり、路面も前半のガタガタ感に比べればぐっと大人しくなった感じでしょうか。
のまま落ち着いた感じで進んでいくと、やがて切り返し右折分岐地点に到達します。「ここが終点?」と思ってしまいますが、実は尾曲林道区間は直進方向へとさらに続くみたい。ちなみに尾曲林道探索終了後は椎ヶ沢林道支線へと向かうの予定であり、そのためにはここを右折するのですが、そちらは名無し系ダートとのことらしいです。そしてその途中に椎ヶ沢林道支線の分岐があるというわけなんですね。事前情報なしでやって来ると必ずここで迷います。
→ 名無し林道に突入(右折)!
→ 振り返る!
→ 周囲を調べる!
曲林道探索後は椎ヶ沢林道支線へと向かう予定なので、ここで右折してもよかったのですが、尾曲林道区間はこの先にまだ続くとのこと。心はすでに椎ヶ沢林道支線方向である右折ダートへと傾いていましたが、とりあえず尾曲林道の終点まで進みますよ。
もその先の区間は1キロにも満たなかったです。先述の分岐地点から今度は下っていくと、すぐに左右に延びる舗走路が見えてきますが、なんでもその舗装路は尾曲林道が終点で接続する寺尾林道らしいですよ。もちろんそこに林道標はないですけど。
、ここが寺尾林道(半ダート)の舗装区間に合流する尾曲林道の終点です。左折すればR152号線方面へ抜けられますが、右折すると迷宮状態な林道群の中へと入っていくことになるので、ここではまず現在地の把握が大切でしょう。一応、道標が設置されていますが、それでも迷いやすいことには変わりありません。というわけで次は椎ヶ沢林道支線を探索すべく今来た道を引き返して、激坂とガタガタな路面で楽しめた尾曲林道の探索は無事に終了!
→ 探索終了!
→ 引き返して寺尾林道に向かう!
→ 振り返る!
→ 周囲を調べる!
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