このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 戸持本村林道/ Tomochihonmura林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.05.02 / No.SHI-053 
 [ 所在地 ]静岡市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ] 戸持林道  [ 分岐林道 ]-
 延長距離は短いが、途中と終点で望める展望だけはえらく素晴らしいピストン

岐元である本線の戸持林道を探索中に新規発見してしまった戸持本村林道。静岡市葵区梅ヶ島「東峰」地区に起点があり、そこには林道標も設置されています。探索時にはその入口に木製のバリケードが3基置かれていましたが、おそらくその先で崖崩れの類が発生しているでしょう。恒久的なゲートで封鎖されているわけではないみたいです。
いうわけで早速飛び込んでみた戸持本村林道ですが、路面はコンクリ打ちっ放しの簡易舗装でした。ややコケむした路面から察するに、あまり車両が立ち入っていない模様で、付近の林道ではよく見受けられる生活道路的存在ではなさそうだな。右手は深く落ち込む崖じみた急斜面になっているし・・・。
斜面にへばりつく形でその先へと続く戸持本村林道。なんてことのない簡易舗装路を進みますが、すぐに垂直に近い切り立った崖伝い区間に差しかかります。林道を開設するさいに切り崩したことが祟っているのか、路面には大量の砂礫と岩屑が散乱、堆積していましたよ。路面が舗装されているので、入線直後は険しいイメージは受けなかったのですが、やはりここも落石多発な山岳林道ということか。
なみに、ここがどれほどの崖区間であるかは、これを見れば分かるでしょう。「よくこんな地点に道を通せたな」と思えるほどの垂直さでした。一朝ことが起きれば路肩崩落では済まずに路盤そのものが消失してしまいそうな、素敵なまでに危うい箇所だったなぁ。
→路肩を覗き込む!
、そんな危うい崖区間を過ぎると、その少し先で路面がダート化しますが、パっと見したたところ、ダートは荒れたりガレたりしていないみたい。林道名は「戸持」と「本村」という2つの地名合体タイプであるため、ひょっとしたら林道はそのまま県29号線沿いの静岡県葵区梅ヶ島の「本村」地区へと下って完抜けしているのかも。戸持本村という林道名から、どうもそんな予感がしてきます。
岳ダートに付き物である落石やガレの類も見られず、意外とまともなフラット状態であった戸持本村林道のダートです。まあ、ご愛嬌で小さなスギの可愛い倒木がありましたが、避けるのももどかしかったので、そのまま乗り越えて前進ですよ!
「えぇ、もう終点?!」ですが、ダート区間は極短と言ってよいほど短かく、まるでお立ち台であるかのような、ちょっと開けた回転場地点にたどり着いて戸持本村林道はエンド。完抜けしているかもと勇んでヤルキ満々であったWRも憮然としていましたが、その代わりここは左右180度にパノラマが開けた絶好のビューポイントでした。林道の末端に隠されていた、天然の展望台から深山地帯の山々の景色を堪能できただけここは良しとしておきますか!
→展望(右方向)を眺める!
→展望(さらに右方向)を眺める!
→展望(左方向)を眺める!
→路肩から見下ろす!
なみに凛小津末端の回転場で振り返ってみるとこんな感じ。山の急な斜面に張り付いたなにもない場所ですが、ここから望める展望だけは素晴らしかったんだっけなぁ。
→探索終了!
→引き返して戸持林道に向かう!
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