このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 諸子沢峯林道/ Morokozawamine林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2014.05.07 / No.SHI-056 
 [ 所在地 ]静岡市 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ] 一本杉峠林道  [ 分岐林道 ]川久保林道
 全線ダートではないものの、風光明媚な尾根筋区間をオフで駆け抜ける爽快さは格別!

60号線から一本杉峠林道経由でやって来た諸子沢峯林道の入口です。林道標は設置されていませんが、分岐の右方向が諸子沢峯林道であり、当林道を含めた県60号線〜一本杉峠林道〜諸子沢峯林道〜県60号線のルートは、このエリアではよく知られた林道探索の定番ルートの一部。ここに見覚えのある林道ライダーも多いと思います。もう一方の左方向はは完抜け化工事中の一本杉峠林道ですが、今のところピストンなので、ここにやって来た場合は必ず諸子沢峯林道に乗り継ぐことになります。
子沢峯林道に入線すると、すぐに薄暗い鬱蒼とした植林の真っただ中へと右カーブで入っていきますが、初めてやって来るとここも一本杉峠林道であると思いがち。原因は一本杉峠林道からの入口に林道標が設置されていないからで、そういう意味では少し分かりにくいかもしれません。しかし、進むべき方向に迷うことはさほどないと思います。
れているわけでもないですが、若干のガタガタ感を覚えるダートにて植林山中を下るコースが続きます。諸子沢峯林道は尾根筋から山腹を連続して「諸子沢」まで降りていく林道なので、道すがらの景観はこのように閉鎖的。入線後、しばらくはこんな感じなんですね。
に左へとこまめにカーブを繰り返して下り坂が続きます。景観的には似たような植林の森の風景が続くので、道すがらに見るべき物もとくにないまま、ここはダート走行そのものに徹してWRを進ませますよ。軽快なエンジン音が森の中に響き渡ります。
らに下っていくと、路面がなんだか砂地化しました。そして現れた工事看板。100m先で工事が行われているみたいです。林道での工事といえば、自然災害系の復旧工事もしくはアレしかないでしょう。悪しき予感がしてなりません。
っぱりな。探索当日は休工日だったらしいですが、予想通り鋪装化工事が実施されていた模様。探索時がこのような状況であったので、残念ながら現在(平成28[2016]年5月)はこの工事中の区間、すでに舗装化されてしまったと思いますけど・・・。
してついに現れてしまったスファルとの鋪装区間。諸子沢峯林道では知らぬ間にこっそりと鋪装区間を延長したいたみたいで、「この先全てが鋪装されていたら?!」との危機感が募ります。「林道好きで鋪装を喜ぶ者などいない」のは言うまでもないですが、実は舗装化って人の身体にもよくなかったりもします。これ、どういうことかは後ほど説明しますよ。
員は狭いですが、真新しさのあるアスファルト区間。ショートな虫食い鋪装と思いきや、意外と長かったような気がします。しかし、すれ違う車両は1台もおらず、土場代わりのちょうど良いスペースとして、途中の待避所には丸太が置かれている始末でした。
→景色を眺める!
して「ようやくここでダートが復活!」と思ってしまうのもムリもないですが、ここ、実はそうではないですよ。一瞬、鋪装が終わったと思ってしまいましたが、実はスファルト上に土が堆積していただけでした。というわけで残念な鋪装区間はさらに続きます。
「川久保林道発見!」味気ない舗装区間を黙々と進んで行くと、やがて左折して下る川久保林道の分岐が出現! その正体は半ダートで県60号線の「大間」地区へと抜けている完抜け林道なのですが、実はずば抜けて巨大な林道標が設置されているんですね。ここを訪れたことのある林道ライダーにはよく知られた存在ですが、その大きさはおそらく日本一かも。初めてそれを目にした瞬間、必ずや「うわっ」と驚いてしまいます。
→林道標を眺める!
→振り返る!
久保林道の巨大な林道をひとしきり眺めてその先へとWRを進ませますが、分岐地点からようやく諸子沢峯林道のダートが復活! そしてこの林道を特徴づける見晴らしの良い尾根筋区間が開始します。高圧線の鉄塔と並走するこの区間、これも「諸子沢峯林道といったらここ!」的によく知られているんですよね。ちなみに標高はおよそ750m。
ひょー! その後しばらく続いてしまう尾根筋のフラットダートですよ! 多少の砂地っぽさもありましたが、そこはオフバイクが思うままに活躍できる独断場、走り心地は申し分ありません! そして道筋そのものが連続したビューポイントであり、また、道すがらに漂う開放感も抜群! まさに諸子沢峯林道のハイライト区間なんですね。
→展望を眺める!
福の尾根筋区間が続きますが、途中ではそのアップダウンが実に小気味よい小さなサミットが連続、すなわち稜線上の頂と頂との間のたわんだ部分を下って駆け登るそのたびに、「あの先にはどのような景色が!?」との期待に胸が躍ってしまいます。そんな名もなき無数のサミットをエンジンにモノを言わせて一気に駆け上る爽快感、これこそオフライダーで良かったと思ってしまう瞬間ですよ! いいなぁ、ここ!
→展望を眺める!
深き駿河の山々を望みつつ、尾根筋ダートを軽快に駆け抜けます。前半の鋪装区間は残念でしたが、それを補って余ある爽快さでした。ダートの走り心地と道すがらの景観は言うに及ばず、暑くもなく寒くもない春の山の空気は清々しくて、そしてまた風を切る疾走感が実に素晴らしかったなぁ! 個人的にはマニアな林道の探索も捨て難いのですが、林道ライダーならば、なんやかんや言ってみたところで、やはりこのようなステージを走ってこそ「なんぼのもの」であることを思い知らされてしまいます。ぜひ、それを感じてみてください!
→展望を眺める!
め、雰囲気、走り心地の三拍子がそろって素晴らしかった諸子沢峯林道のハイライト区間もやがて終了、その後は山林内をひたすら下るコースになります。大まかなコースとしては、斜面伝いに半円を描くように左回りで反転、先ほど見下ろした諸子沢地区の「平ノ尾」集落へと一気に降りていく感じでしょうか。
→さらに諸子沢峯林道を進む!
→探索中止!
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