このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 西下里林道/ Nishikudari林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.05.01 / No.SHI-070 
 [ 所在地 ]浜松市 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ] 椎ヶ沢林道寺尾林道  [ 分岐林道 ]樽口林道・竜宮岩林道・西下里西林道・下里峯林道
 全線アスファルトな存在で面白みは極小なれど、分岐、接続するダート林道だけは豊富な1本

松市天竜区の龍山町瀬尻にある西下里林道の入口にやって来ました。山中の真っただ中にあって、椎ヶ沢林道および寺尾林道、西下里林道が相互に接続し合う三叉路となった地点ですが、3本の林道を3方向に進めるため、林道探索的にはけっこう重要拠点なんですね。道しるべだけはやたらと立っているのですが、しかし付近の林道網を把握していないと、初めて訪れた場合はそれぞれがどこにつながっているのか迷ってしまいます。さらに同地点には恒久的な林道標は設置されていないので、「進むべき方向も林道名もわからない・・・」といった二重事態に陥ることもあり得ます。そんな西下里林道の入口ですが、探索時は寺尾林道(手前)からアプローチしたので、進むべき方向は前方直進となっています。
→ 林道標を眺める!
→ 振り返る!
叉路から西下里林道に入線すると、まずはダラダラとした下り坂が続きました。路面は味気ないアスファルトなので、なにも述べることもないまま進むしかなかったです。
線林道発見! そのまましばらく下っていくと天竜川に注ぎ込む支流の不動沢に架かるコンクリ橋を跨ぎますが、不動沢対岸で道しるべのあるT字路に突き当たります。西下里林道本線は左折なのでそちらに進みますが、右折側は半ダートピストンの樽口林道。雰囲気的に悪くはないダートが延びているので、時間があれば立ち寄ってみてもいいと思います。ただし、この場所に樽口林道の林道標は設置されていませんよ。
→ 樽口林道の様子を眺める!
→ 不動沢を眺める!
字路で左折して引き続き西下里林道本線へとWRを向けます。瞬間的に左右のどちらへと進むのか首をひねりますが、進むべき方向を示す道しるべが立っているので、そのまま西下里林道をたどるぶんについては迷うこともありません。
→ 道しるべを眺める!
→ 振り返る!
口林道分岐から200mほど進むと立て続けに右折分岐が出現! 林道標の類はなにも存在しておらず、てっきり名無し系かとおもいきや、なんでもここは竜宮岩林道というらしいです。落石の多いややガレた状態のピストンで、わざわざ立ち入るほどでもないのですが、その末端地点には「?」と思ってしまうとある物があったりもしますよ。
→ 竜宮岩林道の様子を眺める!
宮岩林道分岐を後にしてさらに西下里林道をたどって前進。標高700m辺りの地点を等高線伝いに進んでいますが、ここまでのところ眺望が望めるビューポイントも現れません。路面も舗装されているので、黙々と無口で進むだけのようなコースが続きます。時おり現れる支線林道の存在がなかったならば、かなり味気ないと思います。ちなみに探索時には路面を遮断していたと思われる倒木に遭遇。といっても、すでにぶった切られて処置済みでしたけど。
山(まるやま / 937.3m)山頂直下の斜面伝いに西下さと林道の舗装路が続きます。でも急峻な斜面に設けられた林道から斜面の上方を見上げても、ただ樹木が茂っているだけ。地図上では林道は山頂のすぐ脇を通り抜けているのですが、実際、現地ではそこに丸山があるなんて気がつきませんよ。しかも「丸山」なんて山はマイナー過ぎて聞いたこともねーし。
山山腹の斜面の森を淡々と進んでいきますが、やがて右手の樹林がパッと途切れて遠州の奥深い山々の見渡せる箇所が出現! どこまでも続いてしまう舗装路状態で展望の利かぬ森の中をひたすら進んで終わりかと思われた西下里林道であっただけに、これはとても嬉しかったなぁ。路肩に腰を下ろして遠州の山々の素晴らしい眺めに見入ってしまいました。
→ 眺望を眺める!
→ 眺望を眺める!
→ 眺望を眺める!
→ 一服する!
下に天竜川を望む素晴らしい眺望ポイントを過ぎると、また再び斜面の森の中を進むコースに戻ります。スギやヒノキの樹林に囲まれた似たような景色が続き、密かに期待していた残存ダート区間が現れることもなく、またしても黙々と進むことになります。
ったぜぇ、西下里西林道発見! 旧龍山村界隈の基幹的存在の西下里林道ですが、そのため分岐する支線林道の数も実に豊富です。ここで現れた西下里西林道は西下里林道右手の山中をぐるりと周回するコース。いわば西下里林道の迂回ルートと行ったら分かりやすいでしょうか。しかも路面はフルダートです。結局行き着く先は同じなので、一般的な林道ライダーの方ならば右折して西下里西林道経由の方が全然楽しいと思いますよ。
→ 西下里西林道の様子を眺める!
→ 道しるべを眺める!
して次に現れる分岐地点がここ。西下里西林道分岐地点の道しるべに記されていた「白山神社」のすぐそばですが、神社付近は道がトリッキーに分岐しているためちょっとばかり注意が必要です。軽トラの止まっている手前方向から直進方向の西下里林道本線から、実は右折する2本の道が分岐しているんですね。鋭角に切り返している真ん中の分岐は西下里林道の短絡ルートで、そちらに進むと林道をショートカットできますが、分岐を直進した先にある下里峯林道の入口をパスしてしまうことになってしまいます。そしてさらに右手の分岐は白山神社へと至る道なので行き止り。道しるべも非常に分かり難く、初めてやって来ると進むべき宝庫言うに迷って同じ場所をぐるぐると回ってしまう可能性がとても大きいです。実際、探索時にはルートを把握するのに2周くらいグルグルしちゃいましたけど・・・。
→ 地図で状況を確認する!
→ 振り返る!
西下里林道の短絡ルートと白山神社への分岐を過ぎて少し進むと、白山神社と刻まれた石碑の建つ神社本殿へと登る石段入口が出現。手前の分岐を右折すれば歩くことなく神社を目指せますが、ここからだと歩いて石段を登る必要があります。しかし、人の気配が全くなくて参拝する人の姿が見当たりませんね。なんでも年に一度(10月24〜25日)の祭りと年越しの時にしか訪れる参拝客も滅多にいないそうですよ。
→ 石碑を眺める!
→ 白山神社に参拝する!
→ 付近を眺める!
山神社の社殿への石段入口を過ぎると、すぐその先で左折するダート分岐(上の画像を参照。石段地点から前方右手に見えています)が現れますが、これは下里峯林道。先述した短絡ルートに進むと「林道入口をパスしてしまう・・・」というのは実はこの地点のこと。しかも、ここには林道標が設置されていないため、通りかかっても支線林道入口だとは気がつきにくいかもしれません。でもここで入口を見落としてしまっても厳密には大丈夫。その理由は本線の西下里林道をさらに進むとおのずと分かります。
里峯林道分岐を過ぎて少し進むと右手から舗装路が合流してきますが、これが先述した短絡ルート。白山神社社殿への石段手前で右折分岐してここにショートカットしています。したがって連絡ルートを進んで来ると、手前の下里峯林道入口もパスしてしまうというわけ。ちなみにこの地点に立つ道しるべは今やって来た方向を示していますよ。
→ 道しるべを眺める!
絡ルートの合流地点は道なりに直進。さらに西下里林道をたどりますが、ちなみに探索時にはここで右折して連絡路に進むという失態をヤラかしてしまいました。ルートを把握していればなんてこともありませんが、結果、再び白山神社社殿への石段手前に戻ってしまい、わけが分からずグルグルと何度も 周回 してしまったんですね。
→ 探索中止!
→さらに西下里西林道を進む!
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください