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 椎ヶ沢林道/ Shiigasawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.05.01 / No.Shi-045 
 [ 所在地 ]浜松市(天竜区) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ] 寺尾林道西下里林道 ・ 瀬尻林道 ・ 地八(和山間)林道
 [ 分岐林道 ] 椎ヶ沢林道支線長達林道八代1号林道八代2林道橿山林道
 天竜の高密度林道密集地帯を貫くメジャーなダート、オフ三昧で存分に楽しめる!

松市天竜区のいわゆる高密度林道密集地帯の真っただ中にある椎ヶ沢林道の入口です。迷宮じみたこのエリアにあっては延長距離の長いダート林道として知られていますが、林道のひしめく瀬尻国有林内に位置する入口まで迷わずにやって来るのが一苦労。完抜け林道なので一般道からのアプローチは、「県361号線→高誉林道→瀬尻林道経由」もしくは「R152号線→寺尾林道経由」の2つがありますが、ここは後者側の入口。具体的には寺尾林道(右方向)および西下里林道(左方向)との三叉路になっています。
尾林道側から眺めた右折する椎ヶ沢林道の入口です。ここには行き先を記した道標と寺尾林道の林道標が設置されてはいますが、一見してもチンプンカンプン。ほとんど役に立たないと思います。なにぶんにも記載情報がローカル過ぎているんですね。やはりこのエリアの林道を探索するには先人の方々の事前情報が必要不可欠でしょう。
→ 振り返る(寺尾林道方向)!
→ 道標を眺める!
してこちらは西下里林道側から眺めた椎ヶ沢林道の入口。直進(画像右手)が寺尾林道で、左折すると椎ヶ沢林道ですが、道標と白化した寺尾林道の林道標が見えています。
→ 道標を眺める!
尾林道、西下里林道との三叉路からスタートする入口の状況を一通り確認したところで椎ヶ沢林道の探索をいざ開始! ここには椎ヶ沢林道の林道標が設置されていないため、アプローチを説明するとかなり分りにくいですが、それでも現地を訪れればなんとかなるものですよ。
々で陽射しが差し込んで植林地の林道にありがちな陰気な暗さはほとんど感じられなかったものの、路肩に繁茂するクマザサによって幅員が狭められてしまい、若干の圧迫感を感じさせる椎ヶ沢林道のダート。さすが瀬尻国有林、その雰囲気は想像よりも濃密なものでした。
して気になる椎ヶ沢林道の路面状況ですが、基本的には小砂利系ダートみたい。小砂利を一面にまぶしたような路面には軽い洗堀がみられ、ちょっとボコボコな感じでした。でもクレバスというほど大袈裟な状態ではなく、オフバイク的には走りやすい部類のダートに入るでしょう。
らに前進すると左折ダート分岐を発見しました。そこにはこのエリア特有のプラスチック製の林道標が設置されていますが、残念ながら「白化現象」によって記載林道名は完全消滅済み。でも情報によれば、以前は「林道寺尾線」と記されていたらしいです。ただし、そうであるなら少々おかしいですね。たしか寺尾林道は手前の椎ヶ沢林道入口の三叉路に接続する形で終わっていたはずなのに、なんでここで再び現れる?
→ 林道標を眺める!
→ 付近を調べる!
→ 左折分岐ダートを眺める!
道でたまに遭遇する不可解な謎。あれやこれやと謎解きする楽しい一時を過ごしてから本線を先へと進みます。エンジンにものを言わせて椎ヶ沢林道入口から断続的に続く勾配をガンガンに登坂していきますが、ここでは路肩の樹林が途切れて遠州の山々のパノラマを望むことができました。しかも快晴に恵まれたこともあって最高に清々しかったです。
→ パノラマを眺める!
州の山々の爽快なパノラマを堪能しつつ勾配を駆け登っていくと、やがて右折分岐する支線ダートが現れました。その正体はショートなピストンですが、分岐に設置されているコンクリブロックには「八代2号道路」と記されています。しかしここ、かつては「八代2号林道」とされていたのが、現在は名称が「林道」から「道路」へと変えられているみたい。
→ 八代2号林道に突入!
→ コンクリブロックを眺める!
→ 付近を調べる!
線として2号道路があるのなら、1号道路があってもおかしくはない・・・そんなことを考えつつ、崖崩れで砂礫まみれとなった斜面沿いのダートを進んでいくと・・・。
想適中! すぐに右折で分岐する支線ダートの分岐を発見! 分岐にはやはりコンクリブロックが設置されており、そこには「八代1号道路」と記されていましたよ。思わずニヤリとしてしまいましたが、その正体はショートなピストン。2号道路と同様に、ここもかつての「八代1号林道」から「八代1号道路」へと名称が変えられています。
→ 八代1号林道に突入!
→ コンクリブロックを眺める!
→ 振り返る!
してその直後に現れるのが右折する椎ヶ沢林道支線の入口です。ユルユルなチェーンゲートが施された分岐の脇にはブロックタイプの林道標が設置されており、ここを右折すれば椎ヶ沢林道の入口のある寺尾林道へと再び戻ることが可能。ただし、付近の林道網をある程度把握していないと現在地はおろか、どこに向かうのかさっぱりなことでしょう。
→ 椎ヶ沢林道支線の様子を眺める!
→ 椎ヶ沢林道支線に突入!
進するにつれて未知なる支線ダートがザクザクに現れてしまう椎ヶ沢林道。それはまるで「支線林道祭り!」の開催状態であり、なんとも嬉しい展開でしたが、惜しいことに椎ヶ沢林道支線の分岐を過ぎた先でアスファルト区間が出現してしまいます。この林道、てっきりフルダートであると思っていただけにちょっと残念!
道ライダーならば喜ぶ者など誰もいないアスファルト区間。残念ながら椎ヶ沢林道でもそれがありましたが、それでもダートはすぐに復活するのでまあ、いいか・・・。
竜の広大な国有林のまっただ中、斜面伝いに蛇行を繰り返してどこまでも延びる椎ヶ沢林道の爽快なダート。エンジン音も軽やかに軽快にWRを進ませますが、ふと気がつけば、それまで続いた登りから下りへとコースが変化していました。いつの間にかどこかで峠を越えたようですが、そういうわけなので以降は下りメインのコースが続きます。
→ さらに椎ヶ沢林道を進む!
→ 探索中止!
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