このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 椎ヶ沢林道支線/ Shiigasawa-shisen林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.05.01 / No.SHI-043 
 [ 所在地 ]浜松市(天竜区) [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ] 椎ヶ沢林道  [ 分岐林道 ] 椎ヶ沢林道分線
 そこそこ延長距離のある完抜けルートで思う存分味わえるクレバスの荒れ系ダート林道!

曲林道から名難し林道へと乗り継ぐことで椎ヶ沢林道支線の入口にやって来ました。でもこの林道、実は支線とはいっても本線である椎ヶ沢林道へと完抜けしています。それはすなわち、付近の林道を効率的に探索する場合のメインとなる基幹的ルートであり、その意味でも見逃すことのできない1本なんですね。具体的には椎ヶ沢林道支線→椎ヶ沢林道→地八(和山間)林道→地八林道と乗り継ぐルートがそれなのですが、まあ、前置きはこれぐらいにしていざ突入せん!
確にはこちら側が終点となっている椎ヶ沢林道支線。そのため、林道標を見ることなくダートに乗り込みましたが、車両の通行が途絶えているのか、路面は入線直後からボコボコ。その先が荒れているかどうかは進んでみれば分かることですが、なんだか楽しめそうな予感です!
ねうねとした細かなカーブの連続で山林の斜面沿いに進んでいきます。そこかしこで地面はボコボコでしたが、想像していたほどの大荒れは今のところないみたい。補修のための砂利が一部でまかれているのも見かけました。
れでも一般的な普通のダート路面と比較するとこれは荒れた状況です。路面の砂利が大雨で洗い流されてしまったのでしょうか。流水跡がそのままクレバスとなって路面は傷みまくりです。でもオフバイクでの林道探索としては悪くもない状況だと思いました。
在の標高はおよそ950mほど。山中のまっただ中の1020mの無名なピークを右回りで回り込みつつ進んでいますが、ここで土砂崩れの跡が! 強引に踏み均して通行スペースを確保したらしく、現場はすでに復旧済でしたが、ここ、土石流のような大量の土砂が崩れたみたい。
蒼たるスギやヒノキの樹林帯をひたすら進みます。というわけで林道は暗さに満ちていると思われましたが、日の差し込む場所ではカァーッと差し込む光線で目も眩むほどの明るさです。それは汗ばむくらいで、春とはいえ陽気はすでに夏の暑さに近いものがありました。
図上ではそのコースを把握できても、実際の現地ではどこを走っているのかさっぱりであった椎ヶ沢林道支線。適度に荒れた雰囲気を楽しみながら前進しますが、どうやら荒れの核心に差しかかったようです。登り坂の途中で路面中央が深くえぐれて落石まみれな区間が現れました。でもこの林道を抜けないと椎ヶ沢林道に接続できないため、引き返すつもりはさらさらないです。
石とクレバスの混合区間を過ぎると地面が土質に変化してきました。林業系トラックが通行して路面をこねまくった結果だと思われますが、雨上がり後にはちょっと酷いことになっていそうな状況です。探索時には土が乾燥しきっていたのでヌタヌタさはなかったですが、その代わり土塊まみれな路面はすぐにボロボロと崩れて少々やりにくかったです。
りにくい土塊まみれな状況に加えて、やがて深く大きなクレバスが出現! 中央の溝へと落ちないように慎重に進みますが、久しぶりに林道の荒れを楽しむことができたんだっけ。これはその先の完全な路面崩壊を予感させる光景であり、荒れた路面の状況そのものよりも、完抜けできるかどうかの方が不安でしたよ。
安とドキドキ感に苛まれつつクレバス区間を進んでいきますが、やがて路肩が膨らんで広場のようになった地点に抜けました。ここがどういった場所であるのか分かりませんが、路面はボロボロな土塊まみれ! どこが道筋なのか定かでないまでに荒れ果てていました。そしてその先へとなおも椎ヶ沢林道支線のダートは続いています。
場を過ぎるとダートはそれまでの登りから下りに転じ、とある左カーブ地点に右折ダート分岐が現れます。ちなみに椎ヶ沢林道支線には「椎ヶ沢林道分線」が分岐しているらしく、実はその探索も大きな楽しみなのですが、それってここでしょうか? みたところ放置系の廃れた作業道くらいにしか見えなかったのですけど・・・。
→右折ダートに突入!
→振り返る!
折ダートの分岐を過ぎて下っていきますが、その先に落石箇所がありました。でも落石というよりも、えぐれた斜面の土中からザクザクに露呈した岩石が路面に溢れ落ちてきたような感じです。ここは地質的にそういう風になっているのでしょうか?
の後もなだらかに続いた枯れ草まみれな下り坂区間。枯れ草に覆われた地面はボロボロで砂利は完全に消失しています。先だってのクレバスといい、ここまで放置が続いていることからも車両の通行は途絶えているとみるのが妥当でしょう。おかげで存分にオフが楽しめます。
のままフカフカなダートをたどっていくと再び広場のような場所に出ます。その先にダートはさらに続くのですが、またしてもここからクレバスが・・・。雨が降るたびに徐々にえぐれ、なんの補修もされないままにここまで洗堀してしまったと思われます。
線直後に感じられた荒れの予想はやはり適中。それでも致命的な荒れがなかったので、「通り抜けられればいいや」ぐらいの気持ちで楽しみながらクレバス沿いに下っていくと、まさかのチェーンゲートが出現! 事前情報では聞いていなかったのでヒヤッとしましたが、よく見ればチェーンは外された状態でした。荒れで進めないのならば諦めもつきますが、ゲートに拒まれての撤退は悔しい限りなのでこれはラッキーでしたよ。なお、ゲートが通常閉じられているのかどうかは不明です。
→さらに椎ヶ沢林道支線を進む!
→探索中止!
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください