このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 橿山林道/ Kashiyama林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.05.01 / No.SHI-049 
 [ 所在地 ]浜松市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ] 椎ヶ沢林道  [ 分岐林道 ] 梅ノ平林道 ・作業道戸口線
 ピストンながらも絶対に見逃せない橿山林道、オフの走り応えも満足できて楽しめる!

在は浜松市天竜区となっている旧龍山村の広大な国有林エリアの林道群の中でもとくに知られたフラットダートの椎ヶ沢林道。そこから分岐して「橿山(かしやま・1059.2m)」および「戸口山(1026.7m)」の山腹を巡っているのが橿山林道であり、どちらも林道ライダーならば決して見逃す事はできない存在なんですね。というわけで、「←明善神社行 5.2km」なる道標と手書きのプラ板の林道標が設置された起点にやってきました。
→道標を眺める!
ざ橿山林道のダートに乗り込みますが、いかにも林業の盛んな地の林道らしい路面状況でした。林業トラックの通行した痕跡が路面いっぱいに刻まれて、それなりに土塊だった状態です。言い換えれば、片手間で林業が行われ、ハイカーが散策するような軟派な林道とは異なった、いかにも本気の入った雰囲気とでもいうのでしょうか。
んな感じで気合いも入りましたが、なのに、その先でいきなり虫食い舗装が・・・。まあ、長さも短くてこれ1カ所だけだったからいいけど。
いにもダートはすぐに復活、それと同時に砂利質メインの路面状態となって、橿山林道ではそれが終点まで続いたように思います。砂利は林業トラックの通行で砂埃を浴びて白く輝いており、それが木材搬出路たる「林道」であることを意識させてやみません!
お、現在地の標高はおよそ800mほど。等高線伝いに急峻な斜面にへばりつく形で僅かに登りながらダートは続きます。そんな険しい立地の林道なので、大雨の日には軽微な土砂崩れも発生するのでしょう。路肩には路面から除けられた土塊が堆積していましたよ。
→展望を眺める!
ートの土埃っぽさがいかにもな雰囲気であった橿山林道。道すがらに林立する見事なスギの森を眺めつつ前進していくと、やがて左折ダートの分岐が現れました。名のある支線林道かと思いきや、その正体はピストンの鉄塔巡視路系ダートらしく、分岐地点には明善神社への道標が立っていたのみ。林道標の類は確かそこに無かったと思います。
→左折ダートの様子を眺める!
→!?
して気がつけば標高は850mほどまで上がり、遠方には愛知県豊根村方面から掛川市まで続く高圧送電線の鉄塔も見えていました。ダートの砂埃っぽさは相変わらずでしたが、橿山林道では林業トラックの走行があるので、それなりの路面整備はされているみたい。気分よくWRを走らせることができました。
はいっても、ここはそれなりの山中に延びる林道。無数の土砂崩れ跡を見かけました。路肩に山と積まれた大量の土砂と岩屑、そこには一抱えもある岩石も大量に混ざっています。それが見事なまでに片付けられていましたよ。橿山林道の木材搬出路としての重要さがうかがえますが、オフライダー的にはもう少し荒れていた方がよかったかもね。
して現れるY字分岐のここは、右手に登っていくダートの作業道戸口線との分かれ地点。本線である橿山林道は左側となっていますが、右の路肩に作業道標が立てかけられているので迷う事はないでしょう。ちなみに橿山林道の最高所地点は標高850mのこの場所。なのでこれより先の区間は僅かな緩い下り坂となっていましたよ。なお、探索時には無人の重機が留め置かれていましたが、それは木材を掴んで集めるスイングヤーダーでした。予想に反して工事関係の重機ではなく林業マシーンだったんですね。
→振り返る!
して差しかかったのが橿山林道で最高のビューポイントが望めたこの地点。作業道戸口線の分岐を過ぎた少し先に現れました。左手の森が伐採されているため、遥か彼方の愛知県まで連なる遠州の果てしなき山々が一望できるんですね。はっきり言って感動ものであり、これを眺めるだけでもやって来る価値はあると思います。
→展望を眺める!
高に素晴らしかった樫山林道からの展望、立ち去り難く後ろ髪を引かれる思いでそこを後にして先へと進みますが、ここにもまたありました。なにって、それは「明善神社」への案内板ですよ。さすがに何度もアピールされるとさすがに気になります。
→案内板を眺める!
社への案内板を後にしてさらに続く橿山林道のダート。どこまでも続くスギの斜面にへばりつきながら、いい具合にカーブを繰り返しているのが実に楽しかったです。適度に身体に伝わってくる路面のガタガタ感も心地良かったなぁ。
してたどり着いた梅ノ平林道との分岐地点。ここには梅ノ平林道の林道標が設置されており、それによれば橿山林道は右手となっているみたい。そしてくどいほど道標が現れた明善神社ですが、実は左手の梅ノ平林道を進んだ先にあるんですね。神社のある梅ノ平林道もかなり気になりましたが、ここは決して焦りません! 逃げるわけでもないので、それは帰路のお楽しみとして、まずは予定通り橿山林道本線を進みます。
→梅の平林道の様子を眺める!
→梅ノ平林道に突入!
→振り返る!
→?!
ノ平林道分岐地点を過ぎて、なおも続く橿山林道のダートをたどってWRを進ませます。路面状態はフラットで申し分ないほどの良好状態ですが、車両の通行の痕跡であるワダチ跡がこれまでより薄くなっていました。いよいよ、その末端へと近づいた感じでした。
んな感じでさらに進んでいくと、左折する作業道とのT字路分岐が現れますが、ここにはスーパーハウスことプレハブ小屋がぽつんと立っていました。植林地ではたまに見かける林業の休憩小屋ですね。これも時代の流れなのか、今はこのような出来合いの組み立て式プレハブが主流なのかもしれません。
→さらに橿山林道を進む!
→探索中止!
→作業道(左折側)の様子を眺める!
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