このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2010.03.20
No.TO-028

黒仁田支線■青梅市 ■全線ダート ■接続→黒仁田線
■都53号線「黒沢」地区付近から山中に延びる(黒沢3丁目1508番地1[起点]〜黒沢3丁目1640番地25[終点])

 手入れの行き届いた杉林は雰囲気も良く、気軽にダートを楽しめる1本 

 ↓ショートでちょい荒れ的な刺激には欠けますが、まったりと穏やかで落ち着
 いた雰囲気は悪くはありません。気軽にちょっと散策気分で楽しめます。


……こんな感じ……
■林道標の立つ起点にて本道でなる黒仁田線に接続しているが、実質的には視線と名の付くこちらの方が本道くさいピストンダート。なだらかな山肌の植林地帯に帯びるが、沿道に展開する杉林には十分な手入れが入っているため、植林地の林道にありがちな暗さはない。各種関係車両が頻繁に立ち入ため路面の土は締まって走りやすく、コース的にもいたって穏やかな雰囲気。延長距離的には短く、いわゆるちょい荒れ林道的な楽しみには欠けるものの、活気づく植林地帯の雰囲気の良さがそれを補ってくれるだろう。特に目立つ勾配などもない。初心者でも気軽に散歩気分で楽しめる1本であり、途中には数本の作業道分岐も存在。正式名称は黒仁田林道支線となる。

■JR青梅駅付近から都53号線に入って飯能方面に少し進むと、 左手の山間部に黒仁田支線の入口が存在。ここは右手の黒仁田線入口と併せてY字のような形となっていますが、道なりに進むとすれば自然と黒仁田支線方向に進むことになってしまい、支線とはいいながらも実質上はこちらが本線であるような雰囲気が漂っています。ちなみにここにはチェーン式のゲートがありますが、探索時にはなぜかオープン状態にあったので迷わず突入させていただきましたよ。
■開設年度が黒仁田線より新しいということで、こちらが支線となっているのか否かの詳細は不明ですが、関係車両の通行は明らかに本線と比較してこちらの方が多そうでした。路面には雑草の生える間もないほど幾重にもトラック系のタイヤ跡が刻み込まれています。
■「振り向けばそこに作業道!」黒仁田支線の沿道一帯は某NPO団体所有山林区域となっており、里山エコシステム再構築を掲げるだけあって植林杉林はきちんと各種手入れがなされている模様。その一環としてか、植林の維持管理に必要な生きた作業道もこのように存在していました。でもヌタが酷そうなので立ち入りませんでしたけど。
■きちんと間伐されて明るい雰囲気の漂う杉林の中をしばらく進むと、またの部分に祠の祀られた右折分岐地点が現れました。ここはどちらが本道であるのか迷ってしまいましたが、結果としては直進側が本道となっています。で、そちらの方向に進もうとしたのですが、行く手には数台の車とキャップ帽を被った男女の団体が。「やばいなぁ!」男女のグループは某NPO団体主催の自然観察教室の一行らしく、団体職員にいつ咎められるかとビクビクしながらも、ここは先手を取ってさり気なく満面の笑顔で会釈して何事もなく通過です。
→右折分岐に突入!
■「ほぇ?!」自然観察教室一行の視界から早く消えるべく足早にその先へとXRを進めたところ、このような簡易ゲートが! でもその先には走り心地良さそうなダートが続いており、また、ゲートの防御力はゼロに等しく、ここは本気で拒んでいるようでもなかったので…。
■簡易ゲートを過ぎると、ダートはそれまでのタイヤ跡まみれな状態からしっとりと落ち着いた感じに変化。そこにはいわゆる林道的な荒々しさこそないものの、明るくきれいに手入れされた周囲の杉林は雰囲気も上々です。ゲートの先はなんとも心地の良い具合となっていましたよ。
■「杉林がこれほど美しかったとは…」下草もきちんと刈られ、きれいに枝打ち間伐された杉の植林地帯を進みます。手入れの行き届いた山林でには爽やかささえもが感じられ、これでダートの延長距離が十分にあれば何も言うことはないのですけどね。
■そしてたどり着いたのがこんな感じの終点です。その先には山林手入れのための踏み跡クラスの作業道が延びていましたが、車両が進めるのはここまで。エンジンをオフにして、しばしまったりと周囲の美林の雰囲気を味わってから今来た道を戻って黒仁田支線の探索は終了となりました。
→探索終了!
→引き返して黒仁田線に向かう!
→振り返る!
→その先の様子を眺める!

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