このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2011.02.26
No.T-037

二本竹支線■青梅市 ■全線ダート ■接続→二本竹線
■二本竹線から分岐して山中に延びる(成7号橋[起点]〜成木3丁目1595番地ネ[終点])

 ショートながらも侮れない伐採現場を貫く土向き出しな極短ピストン 

 ↓地面が乾燥しきっていれば問題ないですが、濡れていたりするとかなり走り
 にくくなるダート林道です。泥んこ遊び好きな方には最適かもしれませんが…。


……こんな感じ……
■二本竹線から分岐して木材伐採地帯を貫く連続勾配のダート林道。よって入線直後を除いてほぼ全線に渡って殺伐とした光景が続くが、その延長距離は極短の部類に入るためいかほどもないのが実情である。ただし、林道的にはショートであっても路面的には侮れない。現役の木材搬出路であるため、ボコボコな土くれまみれなダートのコンディションは目下の所は最悪状態にある。快晴時はともかくとして、雨天直後にはかなりスリッピーな状況となるのは目に見えているので、そういう時には立ち入らない方が無難だろう。現時点での良いところと言えば、樹木が切り払われているため沿道は大きく開けて暗さはほとんど見られない所くらいか。

■二本竹線から分岐し、二本竹川に架かるこの「成7号橋」が正式な起点となっている二本竹支線の入口です。本道である二本竹線と共にその立地は植林地帯にあり、伐採などの林業作業が本道沿いから移転すると共に開設された林道であると思われ、一目見ただけでいわゆる林業的には現役バリバリな1本だと思われました。なぜかと言えば、路面は入口からして雨天後には遠慮しておきたいキャタピラ跡が刻み込まれた土むき出しの状態だったので…。ただし、探索時は幸いにして快晴であったので、ここはもちろん迷うことなく突入させていただきます。
■右手に分かれる二本竹線本道を見下ろす形で、入線直後に始まるボコボコな土くれ登坂路を登っていくと、すぐに大きく開けた伐採地帯が現れました。山肌の樹木は見事に1本残らず切り払われ、そのせいで陽の光が差し込んでとても明るい雰囲気です。
→伐採現場を眺める!
■土むき出しのダートが山間の谷間に沿って続きます。路面は伐採現場に延びる林道らしく不自然な起伏もあって、木材搬出車両の頻繁なる通行によって雑草が生えるひまもないようでした。そして路肩にはそこかしこにヒョロい間伐材がうずたかく積まれており、まさに林業臭がプンプンです。
→伐採現場を眺める!
■探索日は休日であったため一切の作業は行われていませんでしたが、まるで昨日にでも切り払われたかのような真新しい間伐材が左右の路肩に散乱しています。いかにも林業の現場らしい無骨な雰囲気の中、さらにダートは延びていますが、前進するにつれてもっさり感と共に、キャタピラ跡などによるボコボコ感がさらに増してきたような気が。
■伐採現場の深部へと延びるダートの状態です。探索時は乾燥しきっていたから良かったものの、ここ、濡れていたらヌタヌタ地獄で大変なことになっていると思いますよ。二本竹支線もここまで来て終盤近くなると勾配の傾斜角度もキツくなっているため、足回りが泥まみれとなることは言わずもがな、ヌタによるスリップ転倒も大アリでしょう。
■土くれまみれな路面が乾ききっていたことに感謝しつつ、さらに急坂を登坂していくと車両が起点できるスペースが設けられた終点にたどり着きました。このような快晴であるにもかかわらず、この地点では地面の土は完全に固まっていないようでややブヨブヨ感があったっけ。林道としてはここでエンドとなっていますが、ここは伐採現場のど真ん中。さらに地獄の作業道が続いていましたが、もちろん立ち入らずに引き返して二本竹支線の探索は何事もなく無事に終了です。
→探索終了!
→引き返して二本竹線に向かう!
→その先の作業道を眺める!
→振り返る!

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