このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 檜沢林道/ Hinokisawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2017.02.25 / No.TO-085 
 [ 所在地 ]上小阿仁市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ] 小津林道  [ 分岐林道 ]-
 小津林道3本目の支線であると同時に落石、倒木などで路面の荒廃度はもっとも高い

津林道探索中に発見した檜沢林道入口です。小津林道を道なりに進んで来ると3本目に現れる支線林道で、やはりここも極短なピストン。逆オムスビな林道標が設置されていますが、林立するスギやヒノキの幹のせいで、画像的にはうまく撮りにくい状態でした。しかし、それはさておき、「東京都の探索済み林道がまた1本増えたな!」と、ザクザクに現れる支線林道の存在に嬉しくなって速攻で飛び込んだのは言うまでもありません。
線である小津林道から回れ右をして眺めてみた檜沢林道起点の様子になります。設置された林道標によれば延長距離は314mとのこと。小津林道系の支線の特徴として、やはりここも極短であったみたい。ただし、入口からぱっと見した雰囲気としては、数ある支線林道の中では最も荒れていそうな感じでした。これはいやが上にも期待感が高まります!
→振り返る!
筋こそはっきりとしていますが、やはり廃れたの雰囲気は隠せない檜沢林道でした。入線するとすぐに檜沢の水際沿いに緩く登っていきますが、通常ならばダートに確認できるはずのワダチが見られません。ろくな通行量も無いまま、風雨でいつの間にかのっぺらと路面が慣らされてしまったのでしょう。それが林道のおかれた現状を物語っています。
両の立入りの痕跡であるタイヤ跡も見られないまま、進むにつれて次第に放置の香りも強まるダート。路肩は所々で軽微な崩壊を発生させており、土が流されて丸みを帯びた状態でした。堆積した落葉や枯れ草で路面はモコモコ。
形的にそこまで険しい林道にも見えませんが、一抱えもあるような岩石が無数に転がっていました。放置で傷んだ林道では落石も起きていたようですね。まあ、オフバイク的には障害ともいえない軽微な荒れでしたが、いい感じですよ、この雰囲気は!
を落として冬枯れした沢沿いの灌木が林道の放置による廃れ感を一層演出します。この辺り、八王子市の郊外は季節を問わずハイキングのメッカな地域ですが、さすがに林道ハイクをしている人の姿はなかったなぁ。夏は薮の繁茂でうっとおしく、冬は冬で枯れ薮の眺めが寒々とする檜沢林道なので、その対象外なのでしょうか? 誰もいない林道にWRのエンジン音がバババと響き渡るのみです。そんな状況がまた嬉しくて・・・。
量の落ち葉が腐葉土となりかけて鬱々とした趣のダート。陽の当たる場所ではさほどでもないですが、日影ではやはり暗い雰囲気でした。そしてこの状況、車両の通行は完全に途絶えていると見てよいかもしれません。なぜって、行く手にはあのような倒木が・・・。
め45度に思いっきり横たわっていた倒木。近づいてみたところ、檜沢林道の終点となる幅員が僅かに広がった回転場の直前地点でしたが、2本の倒木がそこを塞いでいたんですね。1本目のやつはWRが潜り抜けるだけの隙間はありましたが、2本目の倒木は完全に行く手を遮っていました。しかし、その数メートル先で道は途切れています。なので今回、倒木による影響は被らなかったですが、林道管理の関係者が倒木に気がつくまでしばらく時間がかかるかもしれません。それまではたぶんこのままですなぁ。
→その先の様子を眺める!
→付近を眺める!
→付近を眺める!
木で荒れた状態になっていた檜沢林道終点で振り返るとこんな感じ。まあ、末端地点に到達できたので問題はなかったですが、長居をするような場所でもなかったです。このように放置で廃れ始めると、以前は訪れていたであろうハイカーも寄り付かなくなるということで、早々に今来た道を引き返して檜沢林道の探索は終了。
→探索終了!
→引き返して小津林道に向かう!
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