このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 小津林道/ Ozu林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2017.02.25 / No.TO-081 
 [ 所在地 ]八王子市 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ] 大沢林道  [ 分岐林道 ] 二の沢林道大たな沢林道檜沢林道
 八王子市郊外の里山地区にある全線鋪装の普通の林道だが支線ダートの数だけは豊富!

央道八王子西ICからほど近い八王子市小津町にある小津林道の起点にやって来ました。冬の季節、本格的な深山地帯の林道は寒さや積雪で無理なので、冬の間の探索場としてお手軽な東京都の林道ですが、延長距離はショートなものばかり。マニア心をくすぐってやまないそんな林道群ですが、冬の間の無聊を慰めるにはちょうど良いんですね。というわけで、様々な立看板の乱立した林道入口ですよ。
→振り返る!
→看板群を眺める!
→林道標を眺める!
→あ、あれは?!
旧2つの林道標が立つ起点を後に小津川伝いで山林内へと進んでいきます。しかし、路面はアスファルトのまま・・・。小津林道は残念なフル鋪装な林道なんですね。しかし、その一方で分岐する支線林道が多いのが特徴なので、そちらに期待をかけるしかないでしょう。
いうわけで1本目の支線分岐、すなわち右折する二の沢林道の起点が現れました。逆オムスビが立っているので、そこが林道であることはすぐに分かりますが、園芸屋の施設への入口があるので、ちょっと立ち入りにくいかもしれません。ちなみに二の沢林道は延長距離331mしかない極短な、ほとんどダートのピストンです。
→二の沢林道の様子を眺める!
→二の沢林道に突入!
の沢林道分岐を過ぎると、すぐその先で一条の鎖の張られたチェーンゲートが出現。これは言うまでもなく、不法投棄で立ち入る車両阻止のためでしょう。エンジン付きにはあって無きに等しい代物ですが、もしも四輪で突破しようとしたならば、ゴミ捨てと間違われて、すぐそばにある木工所の人が駆けつけて来るかも・・・。
ギやヒノキの植林内の鋪装をたどっていくと、やがて傍らを流れる小津川を渡って右岸に取り付きます。小津川は川と言うよりも沢と言った方がふさわしい小さな流れですが、景観的には植林地の山林内でよく見かけるような普通の流れです。
→小津川を眺める!
「大たな沢林道発見!」続いて2本目の支線林道入口が左手に現れました。設置されている林道標によれば、ここは大たな沢林道とのことで、延長距離はやはり極短で僅か156mしかないみたい。東京都の極短林道の宝庫と言えば青梅市界隈が思い浮かびますが、八王子市もそうだったんですね。もちろんフルダートのピストンですけど。
→大たな沢林道の様子を眺める!
→大たな沢林道に突入!
津川の谷間に沿って僅かに登坂しながら小津林道の舗装路が延びています。左右の斜面には一面にスギやヒノキが林立し、いかにも植林地の林道といった風情です。悪天候時の強風で倒されてたのか、小津川の流れを跨ぐように横たわる倒木なども見かけました。
「檜沢林道発見!」続いて現れた3本目の支線分岐は檜沢林道でした。本線である小津林道はつまらん鋪装林道ですが、連続して支線林道がザクザクと現れ続ける展開に嬉しくなってしまいます。しかも現れる支線はどれも極短なものばかり。本格的な林道探索を期待しているわけでもないため、短い方がより多くの林道を巡れるので好都合なんですね。というわけで、ピストンな檜沢林道の延長距離は僅か314mしかないみたいですよ。
→檜沢林道の様子を眺める!
→檜沢林道に突入!
道が水際に延びる小津川の護岸はコンクリで固められてはいますが、大雨時の増水などで傷んでしまったのでしょうか。路肩部分が僅かに崩れた地点に「路肩弱し」の注意看板が立っていました。一応、ここは林道なので、四輪の通行を意識した処置だと思われます。
の後も小津川の流れに沿って進んでいきますが、途中で小さな段差のような「滝」とその「滝壺」を見かけました。エメラルドグリーンに澄んだ滝壺の水が綺麗だったので、ここではちょっと足を止めてしまったんだっけ。道すがらに林道から眺める小津川の見所ポイントを挙げるとすれば、おそらくここだと思います。
→滝壷を眺める!
してまた逆オムスビが現れたと思ったら、なんと、この地点が小津林道の終点でした。道はさらに続きますが、同地点より「大沢林道」へと林道名が変わっていたんですね。しかもここまでアスファルトであった路面がダート化するという嬉しい展開で! これは林道の終点で1本道状態のまま別林道に接続するという、たまに遭遇する状況ですが、そういえば青梅市の 三室林道 もこれと同じですね。終点でそのまま 萱尾林道 へと接続しています。というわけで延長距離335mというショートな大沢林道に接続して小津林道の探索はここで終了ですが、もちろんそのまま大沢林道へと飛び込んだのは言うまでもありません。
→探索終了!
→大沢林道に突入!
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