このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

とにかく水が不足しがちな島なので、
意外とあちこちに「ため池」があるみたいです。

◯ 農業用ため池 / 稲作の貴重な水源

三原山南麓は、海に向かって傾斜する台地で、かつては棚田として利用され、水田地帯になっていました。
そこに水を供給するため、江戸時代からかんがい用のため池が次々と建設されました。

たとえば、樫立のイブリヤの池は、18世紀末の安永(1772〜1780)・天明(1781〜1789)年間に流人加藤又兵衛の指導で造られたと伝えられ、
中之郷の銘六戸ため池は江戸末期、
銚子のため池は大正7年(1918年)安川ため池(新堤)は昭和9年(1934年)、
翌年には堤ヶ沢ため池が作られました。

なかでも最大の安川ため池(新堤)は貯水容量が2万5千㎥、
ダム構造は土堰堤、取水口には「尺八」という構造物が採用されています。

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