このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 大ダル林道/ Odaru林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.10.11 / No.Y-011 
 [ 所在地 ]甲州市(旧塩山市) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 虫食い鋪装は残念だが、走り心地と雰囲気はよくてビギナーでも楽しめる完抜山岳ダート!

京都奥多摩から山梨県丹波山村を過ぎて甲州市(旧塩山市)方向に大菩薩ラインことR411号線を進んでいくと、「柳沢峠(1472m)」の手前にある大ダル林道の入口です。関東近在の林道好きにはメジャーな存在でありネットでも過去によく紹介されていますね。わざわざそこを目指すと行きにくい場所ですが、奥多摩地方の林道をつまみ食いした後に、ちょっと山梨県側へと足をのばして探索する林道としてはちょうど良い場所にあります。ただし、国道からの入口にゲートが設置されていたのは想定内なので慌てません。
→ゲートを眺める!
ート脇の秘密の専用道を失礼させていただいて、さっそく大ダル林道のダートに乗り込みます! ちなみにこの林道は以前はピストンでしたが、現在は完抜け化されているとの情報を得ていたので、今回の探索ではその確認もしてしまおうというわけ。
前は幅員も狭めであったとのことですが、探索時にはご覧の通り幅広で路面は快適そのものでした。高速巡航も十分に可能なほどに圧縮されて小気味よく締まった路面から察するに、林道にはダンプやトラックの通行があるみたい。そういえば入口のゲート脇に「崩壊地の復旧をしています」旨の立て看板を見かけたな。
道を感じさせないなだらかさで、ごく僅かに登坂していく大ダル林道。訪れる前の印象では、峻険な山岳地帯をガンガンに登坂していく険しいダートを想像していましたが、今のところ状況はいたってまとも。ちなみに林道入口の標高は1345mで、途中の最高所地点では1450m。標高差は100mほどしかありません。つまり大ダル林道は、山裾から長尾アプローチでひたすら登り詰めて峠を越え、その後ダラダラと長い距離を下る峰越林道とは異なって、尾根筋にほど近い山腹を等高線伝いに進む緩やかなコースである事が分かります。
→路肩(右手)を眺める!
岳地帯の標高の高い尾根筋付近をゆく林道の特徴としては、明るく開放的な雰囲気が挙げられますが、大ダル林道はまさにそれに当てはまります。そして季節は木々の色彩が美しい紅葉の秋。澄みきった雲一つない秋空のもと、最高のシチュエーションに恵まれました。秋の静寂さに包まれた林道を駆け抜ける爽快感も抜群なんだぜぇ!
色主体で鮮やかに色づく紅葉の斜面伝いに連続する小砂利の感触が心地良いダート。ゆるやかなカーブを描いてなだらかに登坂するコースはにオフバイクのステージとして申し分ありません。エンジン音も軽やかに颯爽と駆け登る瞬間の爽快さは格別でした。 
空の本当の蒼さを教えてくれる快晴の秋空と、そこに映える山の稜線。眺めも雰囲気も最高で、これぞ標高のある山岳林道ならではの素晴らしさですね。山の空気はキリリッと身が引き締まるように寒いですが、思いっきり深呼吸してみれば清々しい限り!
かし、残念ながら前方に簡易鋪装が出現。山梨県と言えば、延長距離も長くて山岳シチュエーションの素晴らしい林道が多いのですが、惜しいことに舗装率は高いです。知名度のある山岳林道では、ダートはほとんど全滅となっているのが現実。ダートが失われて「本当の山岳林道」が消えつつある状況は、オフを愛する林道ライダーとしては辛いところであり、その意味で大ダル林道は貴重な存在ですが、ここでも鋪装が・・・。
かし、現在のところ(2015年10月の探索当時)は鋪装も極短な虫食いにとどまっていた模様。その先ですぐに未舗装路が復活していましたよ。
るく開放的な雰囲気の中、その後も稜線付近の山腹伝いに進むコースが続きます。山岳地帯の雰囲気を味わいながらのんびりと進むもよし、エンジンにものを言わせて快走するもまたよしで、オフを存分に満喫できる山岳林道の最高のステージが大ダル林道にはありました。これはもう「オフライダーでよかった!」と思ってしまうこと間違いありません。
がて、かなり開けた広場のような地点に差しかかりますが、林道でよく見かける土場ではないみたい。片隅にパワーショベルがポツンと留め置かれており、その前から荒削りで突貫的に開設された道が斜面を駆け上っています。どうやら、ここは新たに開設中の作業道の起点となる場所のようでした。それとも名のある支線林道を開設中だとか?
規開設中と思われた作業道の起点を左に眺めつつ、ここで大ダル林道は左に大きくカーブしてさらに登っていきます。平坦コースメインな林道と言っても、林道入口から最高所地点まで高低差は100mほどあるので、一応は勾配区間もありますよ。
「林道標発見!」そのまま緩やかに登坂していくと、とある地点で杭タイプの林道標が路肩に設置してあるのを見つけました。赤茶のサビをまとって文字は消滅寸前でしたが、辛うじて「林道大ダル線」との記載を確認することができます。おそらく、ここは延長開設区間の起点ということで立てられているのでしょう。
→林道標を眺める!
お、林道名についてですが、「ダワ」とは、尾根のたわんだ所や鞍部を指す地名。山の地名としてはいたる所にあって、「乢」とか「屹」や「垰」の字が当てられることが多いです。通りがかったここは峠のようにも見えましたが、しかし状況的にはっきりしませんでした。峠と言えば、普通はそこを境に登りが下りへと転じる様子がはっきりと分かりるものですが、実はそのような明瞭なものばかりではないんですね。峠の上が緩慢な膨らみを持っていて、どこが頂であるのか、その明瞭さを欠いている峠もあったりします。知識として峠のなんたるかを知っていると、林道探索もより味わい深いものとなることでしょう。
してまたしても簡易鋪装が出現! 状況的には大した急坂があるわけでもなし、必要ないでしょう、こんな所に鋪装なんて・・・。
→さらに大ダル林道を進む!
→探索中止・・・
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください