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≪当時の想い出≫
1980年8月 |
PINEの記念すべき第1回目のひとり旅である。とにかく寝台車に乗りたくて乗りたくて 乗りたくて乗りたくて乗りたくて・・・・・。実現するまでの約2年、時刻表を使った空想旅 行に耽っていた。ブルートレインを中心に種村直樹氏の著書や列車の乗車ルポなど を読みまくった。実際に乗車できる日を夢見ていた。 そもそもブルトレに魅せられたのは○学生(何かエロいな)時代に、級友に見せても らった1枚のカードだった。ガムのオマケについていたカードだったのだが、今にして 思えば何故あんなに夢中になったのか思い出せない。しかし、1枚のブルトレカード によって、鉄道〜旅行の趣味へと繋がっていった。 そして、1980年8月に至る。4泊5日の行程で東京〜出雲市〜博多〜長崎〜東京 と回ってきた。4泊中宿泊は長崎での1泊のみ。東京〜出雲市(特急出雲)、出雲市 〜博多(急行さんべ)、長崎〜東京(特急みずほ)、急行さんべは座席だったが3車中 泊の夜行列車三昧。それまでのフラストレーションを一気に発散した。 当時の出雲には食堂車が連結されており、種村氏のルポに出ていた「割子定食(だ っかな)」なるメニューを食した時には、一種の達成感と感激を味わった。出雲では初 めて乗る寝台車の物珍しさと興奮で、ほとんど寝られなかったことを記憶している。 写真集でしか見たことのない山陰、九州地区の車両は格好の被写体となった。 今でこそ旅行=競馬だが、当時はまだまだまともな観光をしていた。そして、長崎の 或る資料館で全身震えるような衝撃を受け、次の目的地がこの時点で決定した。 帰宅後、次の目的地を考慮した予定表作成のシミュレーションが始まった。 遠征その2 へ続く。 |
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