このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2000系 |
2005年デビュー。中部国際空港への空港アクセス特急電車である。 空港アクセス特急の位置付けから、中部国際空港の愛称「Centrair」のロゴが正面及び側面にある。 カーブの多い常滑線など、曲線区間高速運転のために、空気ばねを使用した「車体傾向装置」を採用した。また展望席は設置されなかったが、連結運転時通り抜け可能で、且つ連結分割時間短縮の技術として、1600系で試行された半自動幌装置が採用されている。展望席を設置しなかった代わりに、運転席にライブカメラを設置し、車内液晶パネルで映像が流れるようになっている。 制御方式はIGBT‐VVVFインバータ制御、動力車の数を減らし、3両中2両としている。1両当たり3個のモーターを搭載し、4軸中1軸はモーターを搭載していない。 空港利用客を主な対象としているため、出入り口は1000㎜の両開きドアを採用、客室内には大型荷物置き場が設置されている。座席シートピッチは1000㎜、電動回転式で折り返し時間短縮が図られた。 2006年度からは3両編成に中間車を組み込み、4両編成にする事となった。 |
撮影日:2006年4月6日 | 撮影場所:名鉄名古屋駅 | 2009F | 快速特急 中部国際空港行き |
3100系 |
1997年デビュー。3700系の2両編成バージョンである。 車内設備や車体が3700系とほぼ同様であるため、「3700系の2両編成バージョン」と位置づけられているが、走行システムが 3500系 や3700系のGTO素子からIGBT素子へと変更された。また、3120FからはHID式前照灯へと変更されている。 ブレーキは3500系や3700系と同じく電気指令式ブレーキ(Electric Commanding Brake)を装備しており、前照灯上部に「ECB」と書かれたプレートが取り付けられている。 |
撮影日:2006年4月6日 | 撮影場所:名鉄名古屋駅 | 3105F | 急行 豊川稲荷行き |
3500系 |
1993年デビュー。
6000系
・6500系・6800系の後継車として登場した。 VVVFインバータ制御や電気指令式ブレーキ(Electric Commanding Brake)、ワンハンドルマスコンの採用などと言った、さまざまな新機軸が採用された。 車体は6500系の後期車に準じているものの、スカートや前照灯上部の「ECB」のロゴの有無で区別が出来る。また、先頭車前面窓の上部に車両番号表記が復活している。 車内は、車端部に号車番号表示機及びLED式案内表示機が設置された。またラッシュ対策として、利用者の集中する乗降扉の両脇1人分ずつ座席を設けず立席スペースとしたが、客席定員が少ないと言う指摘を受け、1996年増備車の4次車からは補助席が設置されている。 1997年からは、3500系をベースに客室天井や窓、乗降扉などを高くした4両編成の3700系と、2両編成の 3100系 に継承された。 |
撮影日:2006年4月6日 | 撮影場所:名鉄名古屋駅 | 3523F | 急行 中部国際空港行き |
6000系 |
1976年デビュー。ラッシュ時の混雑列車に用いる事を目的に製造された片側3扉の車両である。 製造当初は全席ロングシートとはならず、乗降口の間には小型固定クロスシートが配置されていた。混雑緩和や旧車両の取り替えなどで長らく製造されたため、同系列内でも製造年によって変化が見られる。 1976年から1983年にかけて製造された1〜8次車は正面スタイルが7700系に似たものである。しかし、正面中央上部が前照灯から種別・行先表示機へと変わっている。また1979年製造の4次車までは、側窓も7000系や7500系の様な固定式連続窓であり、横引きのカーテンが設置されていた。5次車からは一部設計が変更され、窓が全て開閉可能となった上、ドア間の小窓が3個配置された。1984年以降に増備された9・10次車は、車体及び車内設備が6500系と同様のものとなった。 編成は4両と2両の固定編成があり、制御方式は抵抗制御である。 |
撮影日:2006年4月6日 | 撮影場所:名鉄名古屋駅 | 6029F | 急行 河和行き |
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