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大船植物園 2007年3月 NO.2 続き (2/2)


続きです。
お楽しみください。




「菫(すみれ)」の「奄美菫(あまみすみれ)」
スミレ科。
小さい菫です。
日本で自生しているスミレの中で、一番小さい「菫」と言われる。
絶滅危惧種。
奄美大島の固有種だそう。
奄美諸島の限られた地域で自生する「菫」になる。
減少している主な原因は、森林伐採、河川改修、道路工事、園芸用の採取となるそう。
森林伐採、河川改修、道路工事などの影響で、以前と比べると、かなり減少したそう。
園芸用の乱獲のために、消滅した場所もあるそう。
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種類の一つに指定されている。
室内の撮影。




「菫」の「筑紫菫(つくしすみれ)」
九州から沖縄にかけて分布しているそう。
人家の近くに生えるそう。
室内の撮影。













「菫」の「しろばなこすみれ」
「琉球小菫(りゅうきゅうこすみれ)」の変異種と言われる。
室内の撮影。














「菫」の「小仏菫(こぼとけすみれ)」
「茜菫(あかねすみれ)」の白花種。
小仏峠で発見されたそう。
室内の撮影。













「菫」の「小菫 青紫(こすみれ あおむらさき)」
「小菫」には、たくさんの変異種があるそう。
名札は、「小紫 青紫」となっていた。
「小菫」の「青紫」色の意味かなと思った。
室内の撮影。












「菫」の「毛無野路菫(けなしのじすみれ)」
室内の撮影。















「菫」の「姫菫(ひめすみれ)」の「東日本タイプ」
本州から九州にかけて分布。
人家の近くに生えるそう。
室内の撮影。













「菫」の「白花琉球小菫(しろばなりゅうきゅうこすみれ)」
「琉球小菫(りゅうきゅうこすみれ)」の白花変異種だそう。
沖縄県全域に自生しているそう。
室内の撮影。













「菫」の「白花立坪菫(しろばなたちつぼすみれ)」
「立坪菫(たちつぼすみれ)」の中で距まで白い花を「白花立坪菫」と言うそう。
「立坪菫」は、良く見かけて名前の知られている菫だが、白花になるとイメージが全く違うなと思った。
室内の撮影。











「菫」の「白花蝦夷菫(しろばなえぞすみれ)」
珍しい形の葉だと思った。
北海道には分布していないそう。
詳しい事が分からないが、白花の「叡山菫(えいざんすみれ)」を「白花蝦夷菫」と言うそう。
「叡山菫」の別名自体が「蝦夷菫」になるかも知れない。
室内の撮影。









「菫」の「しろばなすずきすみれ」
「スズキスミレ」は「肥後菫(ひごすみれ)」と「明神菫(みょうじんすみれ)」の交配種。
「スズキスミレ」と比べると、「しろばなすずきみすれ」となっているので、薄いというか淡い色をしている。
珍しい形の葉だと思った。
室内の撮影。














「菫」の「白花菫(しろばなすみれ)」
「白花菫」というと、白い花びらに紫色のスジが入っているのが多いようだが、この「白花菫」は真っ白。
地域や日照条件で変化するので、そのせいかなと思った。
室内の撮影。
















「菫」の「海老茶菫(えびちゃすみれ)」
「菫」の中では比較的大きめの花が咲く。
花は赤みがかった薄紫色をしている。
「菫(すみれ)」の変異種だそう。
大正時代に東京で発見されたそう。
室内の撮影。











「菫」の「やくもすみれ」
室内の撮影。















「菫」の「大輪叡山菫(たいりんえいざんすみれ)」
小さめで切り込みの入る葉が印象的だった。
そして、花の大きさに比べて小さい葉も印象的だった。
室内の撮影。













「菫」の「如意菫(にょいすみれ)」
名札には「によいすみれ」と書いてありましたが、「匂菫(においすみれ)」とは違うので、「よ」が大きく書いてあるだけだと思った。
別名は「坪菫(つぼすみれ)」と言う。
日本各地の山野の湿った場所に生えるそう。
室内の撮影。










「折鶴菫(おりづるすみれ)
スミレ科。
沖縄本島固有の種。
1982年に辺野喜川の中量で採取されて、1988年に新種として発表された。
発表した時には、自生地はダムの底に沈んでしまっていたそう。
自然絶滅種。
絶滅した原因は、ダム建設になる。
現在は栽培種として保存されている。
後は、自生地の近くに植え戻しを試みられているそう。
その後は自生地が発見されていないと言われるが、1994年に沖縄県北部で新たな自生地が見付かったそう。
その自生地でも発見されたのは20固体程度だそう。
しかし、1994年に発見された「折鶴菫」は、1988年に新種として発表された「折鶴菫」とは形状が異なっているそう。
もしかしたら、自然絶滅種ではなくなり絶滅危惧種となる可能性もありそうだが、この写真の形状の「折鶴菫」の新たな自生地は見つかっていない事になる。
どちらにしても危険な状態には違いないという事になる。




「椿(つばき)」の「乙女椿(おとめつばき)」
ツバキ科。
園芸品種。














「椿」の「京小町(きょうこまち)」
赤色の絞りが入っている。
陽の光を見るために上を向いて咲いているように見えた。












終わりです。
ありがとうございました。





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