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新撰組異聞 〜 月下美人 〜


〜 後編 〜


〜 改訂版 〜


ここは、少女の家。



一室の前に在る縁。



斉藤一は普通の表情で静かに来た。

お雪は微笑んで静かに来た。

少女も微笑んで静かに来た。



斉藤一は障子を静かに開けた。



沖田総司は、危険を感じず、斉藤一が居るため、部屋の中で静かに寝ている。



斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

お雪は沖田総司を微笑んで見た。

少女も沖田総司を微笑んで見た。



斉藤一は障子を静かに閉めた。



斉藤一は普通の表情で静かに居なくなった。

お雪は微笑んで静かに居なくなった。

少女も微笑んで静かに居なくなった。



僅かに後の事。



ここは、少女の家。



庭。



斉藤一は普通に来た。

お雪は微笑んで来た。

少女も微笑んで来た。



少女は斉藤一とお雪に微笑んで話し出す。

「総司さんが安心して寝ていました。とても嬉しくなりました。」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「総司は、安全では無い場所で、更に、大切な人の前で、熟睡はしない。俺が近くに居て、危険を感じないので、熟睡している。」

お雪は少女に微笑んで話し出す。

「斉藤さんの話すとおり、斉藤さんが近くに居るから、大切に想う美鈴さんの近くに居ても、安心して熟睡しているのね。」

少女は斉藤一とお雪を恥ずかしく見た。

斉藤一は月下美人を普通の表情で見た。



月下美人は月明かりの下で、ゆっくりと花を開いている。



斉藤一はお雪を見ると、お雪に普通に話し出す。

「お雪さん。休んでください。」

お雪は斉藤一に微笑んで話し出す。

「お気遣いありがとうございます。お言葉に甘えて、先に休みます。」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

少女はお雪に微笑んで軽く礼をした。

お雪は、斉藤一、少女、月下美人、を微笑んで見た。



お雪は微笑んで居なくなった。



少女は月下美人を微笑んで見た。

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「総司と美鈴さんの二人だけの時間を作りたい。総司を少し休ませた後で良いか?」

少女は斉藤一に微笑んで話し出す。

「総司さんと月下美人の花が咲く様子が見られそうです。嬉しいです。総司さんと斉藤さんとお雪さんと私で、今夜は楽しく過ごしたいです。」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「総司は美鈴さんに相変わらず何も話さない日が続いているな。」

少女は斉藤一と月下美人を寂しく見た。

斉藤一は少女を普通の表情で見た。

少女は斉藤一に寂しく話し出す。

「総司さんは私に隠し事をしているように感じます。私は総司さんの隠し事の内容が分かりません。総司さんは誰かに相談しているかも知れません。私より総司さんを良く知る人が居ます。私にも相談して欲しいと思いますが、総司さんは私が頼りないので相談をしないと思います。」

斉藤一は少女に普通に話し出す。

「話したくない気持ち、話して欲しい気持ち。両方の気持ちが分かる。俺は、想像の付かない言動をする総司に、笑顔で接する美鈴さんを偉いと思う。美鈴さん自信を持て。」

少女が斉藤一に微笑んで話し出す。

「ありがとうございます。斉藤さんに褒めて頂けて嬉しいです。」

斉藤一は月下美人を普通の表情で見た。



月下美人は月明かりの下で、白い花をゆっくりと咲かせ始めている。



斉藤一は少女を見ると、少女に普通に話し出す。

「月下美人の花が見頃になる。総司とお雪さんを呼んでくる。」

少女は斉藤一に微笑んで頷いた。



斉藤一は普通に居なくなった。



少女は月下美人を微笑んで見た。



月下美人は月明かりの下で、白い花をゆっくりと咲かせ始めている。



沖田総司が微笑んで来た。



少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女に心配して話し出す。

「鈴ちゃん。ずっと起きているのよね。疲れるよね。大丈夫?」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「大丈夫です。」

沖田総司は少女に心配して話し出す。

「鈴ちゃん。無理をしないでね。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「鈴ちゃん。月下美人の花が咲く様子を、傍で座って見よう。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女を微笑んで見た。



沖田総司はござの上に微笑んで座った。

少女もござの上に微笑んで座った。



沖田総司は月下美人を微笑んで見た。

少女も月下美人を微笑んで見た。

沖田総司は少女を見ると、少女に微笑んで話し出す。

「月下美人は、真っ白で綺麗な花だね。」

少女は沖田総司を見ると、微笑んで頷いた。

沖田総司は少女を微笑んで見た。

少女は月下美人を微笑んで見た。

沖田総司は夜空を微笑んで見た。

少女も夜空を微笑んで見た。

沖田総司は夜空を見ながら、少女に微笑んで話し出す。

「綺麗だね。」

少女は沖田総司を見ると、沖田総司に微笑んで話し出す。

「月も星も月下美人も、綺麗ですね。」

沖田総司は少女を見ると、少女に緊張して話し出す。

「他にも綺麗なものがあるよ。」

少女は沖田総司を不思議な様子で見た。

沖田総司は少女を緊張して見た。

少女は沖田総司に不思議な様子で話し出す。

「総司さんはお雪さんについて話しているのですか?」

沖田総司は少女を複雑な表情で見た。

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「お雪さんは綺麗ですよね。お雪さんのようになりたいと幾度も思います。」

沖田総司は少女を複雑な表情で見ている。

少女は沖田総司に申し訳なく話し出す。

「私とお雪さんは比較になりません。お雪さんに失礼な内容を話してしまいました。」

沖田総司は少女に慌てて話し出す。

「鈴ちゃんを寂しがらせるために話した訳ではないんだ!」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「気を遣って頂いて、ありがとうございます。」

沖田総司は少女を心配して見た。

少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女と月下美人を見ると、少女に微笑んで話し出す。

「綺麗だね。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「私と鈴ちゃんの話し声しか聞こえないね。静かだね。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「月下美人の花は、とても良い香りがするね。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「鈴ちゃんと月下美人の花が咲く様子を来年も見たいな。」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「私も総司さんと月下美人の花が咲く様子を来年も見たいです。」

沖田総司は少女を微笑んで見た。

少女も沖田総司を微笑んで見た。



月下美人の花は甘い香りで辺りを優しく包んでいる。



沖田総司は少女と月下美人を微笑んで見た。

少女も沖田総司と月下美人を微笑んで見た。

沖田総司は月下美人を微笑んで見ている。

少女が沖田総司にもたれ掛かった。

沖田総司が少女を不思議な様子で見た。

少女は沖田総司にもたれ掛かり、静かに寝ている。

沖田総司は少女を優しく抱くと、少女に微笑んで囁いた。

「月下美人を見るための用意をして、みんなに気を遣って、疲れるよね。鈴ちゃんは優しくて良い子だよ。」

少女は静かに寝ている。

沖田総司は少女を抱いて、少女に微笑んで囁いた。

「鈴ちゃん。今夜は私が傍に居るよ。ゆっくりと休んで。」

少女は静かに寝ている。

沖田総司は少女を抱いて、少女を微笑んで見た。



月下美人は甘い香りで放ちながら静かに咲いている。



夜空には月と星が静かに輝いている。



少女は静かに寝ている。

沖田総司は少女を抱いて、微笑んでゆっくりと目を閉じた。



沖田総司は慌てた様子で目を覚ました。



沖田総司は床の上に寝ている。



僅かに見慣れた天上が見える。



周りに夜の暗さは無く、僅かに陽の明るさが有る。



沖田総司は床の上に体を起こすと、部屋の中を慌てて見た。



ここは、少女の家。



一室。



沖田総司は床の上に体を起こして、部屋の中を慌てて見ている。



少女の穏やかな声が、部屋の外から聞こえた。

「総司さん。起きられましたか?」



沖田総司は障子を開けると、慌てて部屋を出た。



直後の事。



ここは、少女の家。



縁。



沖田総司は慌てて来た。



少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女に恥ずかしく話し出す。

「鈴ちゃん。おはよう。」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さん。おはようございます。」

沖田総司は少女に恥ずかしく話し出す。

「朝まで起きて過ごすつもりだったのに、寝てしまった。」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「私も朝まで起きて過ごすつもりだったのに、寝てしまいました。」

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「鈴ちゃん。月下美人の花は今も咲いているかな?」

少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「月下美人の花は僅かにしぼんでいる感じですが、咲いています。」

沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「月下美人の花がしぼむまでに余裕があるんだ。鈴ちゃん。時間の許す限り、月下美人を一緒に見よう。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女を微笑んで見た。



僅かに後の事。



ここは、少女の家。



庭。



沖田総司は微笑んで来た。

少女も微笑んで来た。



僅かな日差しが月下美人を照らしている。



月下美人の花は僅かにしぼみ始めているように見える。

ござが月下美人の前に敷いてある。



沖田総司はござに微笑んで座った。

少女もござに微笑んで座った。



沖田総司は少女に微笑んで話し出す。

「月下美人の花が綺麗に開いてから閉じるまで全て見たいけれど、徹夜になるのが難点だね。」

少女は沖田総司に微笑んで頷いた。

沖田総司は少女と月下美人を微笑んで見た。

少女は沖田総司と月下美人を微笑んで見た。



少し後の事。



ここは、少女の家。



庭。



朝の光が僅かに月下美人を照らしている。



月下美人は僅かずつしぼみ始めている。

月下美人の前にはござが敷いてある。



沖田総司は少女と月下美人を、ござに座り微笑んで見ている。

少女は沖田総司と月下美人を、ござに座り微笑んで見ている。



少女は沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さん。朝食にしませんか?」

沖田総司は少女に微笑んで頷いた。



沖田総司は微笑んで居なくなった。

少女も微笑んで居なくなった。



少し後の事。



ここは、少女の家。



一室。



沖田総司は笑顔で居る。

斉藤一は普通に居る。

お雪は微笑んで居る。

少女も微笑んで居る。

朝食の用意が整っている。



少女は沖田総司に茶碗を差し出すと、沖田総司に微笑んで話し出す。

「総司さん。どうぞ。」

沖田総司は少女から笑顔で茶碗を受け取った。

少女は沖田総司を微笑んで見た。

沖田総司は少女に笑顔で話し出す。

「いただきます!」

少女は沖田総司を微笑んで見ている。

沖田総司はご飯を食べると、少女に笑顔で話し出す。

「鈴ちゃん! 美味しいよ!」

少女は沖田総司を微笑んで見ている。

沖田総司はご飯を美味しく食べた。

少女は沖田総司を微笑んで見ている。

斉藤一は沖田総司と少女を見ながら、ご飯を普通に食べ始めた。

お雪は沖田総司と少女を見ながら、ご飯を微笑んで食べ始めた。

少女はお雪と斉藤一を見ると、斉藤一とお雪に恥ずかしく話し出す。

「すいません。再びはしゃいでしまいました。」

お雪はおかずを食べると、少女に微笑んで話し出す。

「美味しくお食事をする姿を見ると、更にお食事が美味しくなるわ。みんなで楽しくお食事をしましょう。」

斉藤一はおかずを食べると、少女に普通の表情で頷いた。

沖田総司はおかずを食べると、少女に笑顔で話し出す。

「鈴ちゃんは料理が上手だね!」

少女は沖田総司に恥ずかしく話し出す。

「私が作ったのは簡単な物だけです。今日は総司さんや斉藤さんやお雪さんが来られるので、特別にお手伝いをしただけです。褒められると困ります。」

沖田総司はおかずを食べると、少女に笑顔で話し出す。

「鈴ちゃん! 美味しいよ!」

少女は沖田総司を恥ずかしく見た。

沖田総司は少女を見ながら、ご飯を美味しく食べた。

少女は沖田総司を見ながら、ご飯を微笑んで食べた。

斉藤一は沖田総司と少女を見ながら、おかずを普通に食べた。

お雪は沖田総司と少女を見ながら、おかずを微笑んで食べた。



少し後の事。



ここは、少女の家。



玄関。



少女は微笑んで居る。



沖田総司は名残惜しく何度も振り返り歩く姿が見える。

斉藤一は沖田総司を一瞥して普通に歩く姿が見える。

お雪は沖田総司を一瞥して微笑んで歩く姿が見える。



沖田総司の姿、斉藤一の姿、お雪の姿は、見えなくなった。



少女は空を寂しく見た。



青空が広がっている。



少女は家の中に寂しく入った。



僅かに後の事。



ここは、京の町。



沖田総司は軽くため息をついて歩いている。

斉藤一は普通に歩いている。

お雪は微笑んで歩いている。



沖田総司は斉藤一に寂しく話し出す。

「直ぐに朝になってしまいました。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「楽しい時が過ぎるのは早い、の典型だな。」

沖田総司は斉藤一を寂しく見た。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「総司。時が早く過ぎても共に居る良い方法がある。」

沖田総司は斉藤一に笑顔で話し出す。

「良い方法は何ですか?! 早く教えてください!」

斉藤一が沖田総司に普通に話し出す。

「自分で考えろ。」

沖田総司は斉藤一に拗ねて話し出す。

「斉藤さん〜 本当は方法を知らないのに話しましたね〜」

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。

お雪は沖田総司と斉藤一を微笑んで見た。

斉藤一はお雪を普通の表情で見た。

お雪が眠い仕草を僅かにした。

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「ほとんど寝ていませんよね。大丈夫ですか?」

お雪が斉藤一に微笑んで話し出す。

「私は家に戻ったら、直ぐに休むので大丈夫です。斉藤さんもほとんど寝ていませんよね。今日は沖田さんと同じくお仕事ですよね。大丈夫ですか?」

斉藤一はお雪に普通に話し出す。

「俺は大丈夫です。」

沖田総司は斉藤一とお雪に不思議な様子で話し出す。

「斉藤さんもお雪さんも、月下美人が一番に綺麗に咲く時に近くに居ませんでした。斉藤さんとお雪さんは、ずっと起きていたのですか?」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「俺とお雪さんは、月下美人の花が、綺麗に咲く様子も、少しずつ閉じる様子も見た。」

お雪も斉藤一に微笑んで話し出す。

「月下美人の花は、良い雰囲気でしたね。月夜の中で咲いた月下美人とは違う花も、良い雰囲気でしたね。」

斉藤一はお雪に普通の表情で軽く礼をした。

沖田総司はお雪と斉藤一を不思議な様子で見た。

お雪は沖田総司を微笑んで見た。

斉藤一は沖田総司を普通の表情で見た。



少し後の事。



ここは、お雪の家。



一室。



沖田総司は微笑んで居る。

斉藤一は普通に居る。

お雪は微笑んで居る。

机に、二通の文が置いてある。



沖田総司は斉藤一に不思議な様子で話し出す。

「私と斉藤さんは、何の任務に就くのですか?」

斉藤一は机から文を取ると、沖田総司に文を普通に差し出した。

沖田総司は斉藤一から文を不思議な様子で受け取った。

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「礼状だ。礼状を届ける人物は話し好きだ。家に行くと長い時間は戻れないそうだ。土方さんが、今回は月下美人の花を見に行く代わりに、総司が礼状を届けて相手を務めるように話した。過去の出来事になるが、早めに怒り出しそうな永倉さんだが、我慢して話を聞いたそうだ。確実に早く戻れないから、みんなが困っている。今日の総司の任務は、或る意味になるが重要だ。」

沖田総司は文を持ち、斉藤一に嫌な様子で話し出す。

「私が噂の人物に礼状を届けるのですか? 以前より話す時間が延びている噂がありますよね。斉藤さんが行くのが良いと思います。」

斉藤一は沖田総司に普通に話し出す。

「噂の人物が俺に話した時間は、今までの最短時間だ。俺一人では来ないで欲しいそうだ。」

沖田総司は文を持ち、文を疲れた様子で見た。

斉藤一は机から文を取ると、沖田総司に普通に話し出す。

「総司。土方さんの恋文を届けるか?」

沖田総司は文を持ち、斉藤一を見ると、斉藤一に疲れた様子で話し出す。

「恋文でなく、礼状を届けます。」

斉藤一は文を持ち、沖田総司に普通に話し出す。

「総司。礼状を届けて噂の人物の家を出たら、屯所ではなく、お雪さんの家に戻れ。総司が長く戻らない場合は、俺が助けに行く。俺が助けに行くまで、耐えて、我慢しろ。」

沖田総司は文を持ち、斉藤一に疲れた様子で話し出す。

「はい。分かりました。」

お雪は沖田総司に微笑んで話し出す。

「美鈴さんの笑顔が見られて良かったですね。大変なお仕事が出来ますよね。」

沖田総司は文を持ち、お雪に微笑んで話し出す。

「はい。」

お雪は沖田総司を微笑んで見た。

斉藤一は文を持ち、沖田総司を普通の表情で見た。



僅かに後の事。



ここは、少女の家。



庭。



月下美人の花はしぼんでいる。



少女は微笑んで居る。



少女は月下美人に微笑んで囁いた。

「ありがとう。」



月下美人は日差しを受けて輝いた。



少女は月下美人に微笑んで話し出す。

「家族に家の中で休めるように話すわ。少し待っていてね。」



少女は家の中に微笑んで入った。




〜 完 〜





はじめに       前編       後編

目次


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