このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞 〜 月下美人 〜


〜 改訂版 〜


〜 後書き 〜


ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。

ここからは後書きになります。

この物語を書いた当初は「新撰組異聞 中編」が無いため「新撰組異聞 短編」で掲載し、後に「新撰組異聞 中編」の掲載を始めたので、改訂して「新撰組異聞 中編」の新作で掲載し、「新撰組異聞 中編」で改訂しました。

改訂前の物語の雰囲気や展開を出来るだけ残して改訂しました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上の点、ご了承願います。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正して書きます。

この物語は、「新撰組異聞 短編 夢占 月下美人」で、土方歳三さん、沖田総司さん、斉藤一さんが、月下美人を見る話をした場面を受けて、沖田総司さん、斉藤一さん、お雪さん、鈴ちゃんが、月下美人を見る物語になります。

沖田総司さんと斉藤一さんが、朝までに帰らないと切腹だと話す場面があります。

新撰組の隊士達は、無断で外泊は出来ません。

新撰組内の立場で戻る時間が少しずつ遅くなっています。

沖田総司さんと斉藤一さんは、新撰組では上の立場なので、深夜までに屯所に戻れば良い事になっていたと思われます。

しかし、物語の設定当時の深夜に戻るのは、無理があるように思いました。

いろいろな方に確認をとりましたが、物語の設定当時の深夜に戻るのは無理なので、陽の登るまで、点呼まで、朝の打ち合わせ、など、屯所に居る必要のある時までに戻れば、深夜に戻るのと同じ状況で扱われたのではないか、と話した方がいました。

確認は取っていませんが、その方の話を聞いて納得しました。

今更になりますが、斉藤一さんは年下で町方の鈴ちゃんを、「美鈴さん」と呼びます。

斉藤一さんが「鈴ちゃん」と呼ぶ雰囲気ではない、「鈴」や「美鈴」と呼ぶと美鈴さんに悪いし沖田総司さんが不機嫌になる、などの理由から「美鈴さん」と呼ぶ設定にしました。

「月下美人」は、サボテン科の多年草です。

現在の暦で夏頃から秋の初め頃に掛けて花が咲きます。

現在の暦で、七月から八月の頃に掛けて咲く事が多いようです。

夕方から朝に掛けて一日だけ咲く花です。

開花の後に数時間ほどでしぼみ始める花です。

月下美人は「くちなし」のような甘い香りがします。

月下美人は大正時代になってから日本に渡来したようです。

新撰組の人達が京都で活躍した時代には見られないようです。

大正時代の終わり頃に「月下美人」の名前で紹介した人がいます。

それ以降に「月下美人」の名前で定着したようです。

「月下美人」の名前や不思議な様子から物語に登場しています。

月下美人は、現在の家では育てていませんが、子供の頃に家で育てていた時があります。

子供の頃に、月下美人の花の咲く様子が見たくて起きていた事がありますが、花が咲いて閉じる様子は一度も見る事が出来ませんでした。

大人になってから、月下美人の花を見に行きました。

月下美人の花を見ると、不思議な感じがしました。

月下美人の花が完全に閉じる前に帰ったため、閉じるまでの状況で正確に分からない部分があります。

親などから月下美人の花の開花から閉じるまでの様子などを聞いて物語を書いたため、実際と違う部分があるかも知れません。

ご了承ください。

楽しんで頂けると嬉しいです。





はじめに       前編       後編

目次


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください