このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞 〜 酔芙蓉 〜


〜 後書き 〜


ここまで読んで頂いてありがとうございます。

ここからは後書きになります。

この物語は「新撰組異聞 短編 142 酔芙蓉」として掲載していました。

当初から長めの物語だったため、物語の展開や雰囲気を出来るだけ残しながら書き直しました。

そして、題名は変えずに「新撰組異聞 中編 酔芙蓉」として掲載する事にしました。

改訂前の物語を掲載するのは止めました。

以上の点、ご了承願います。

ここからは改訂前の後書きを加筆訂正しながら書いていきます。

この物語の中に「おいなりさん。いなり寿司。」が登場します。

「おいなりさん。いなり寿司。」は呼び方が違うだけで同じ物です。

今回は詳しい説明は省かせて頂きますが、新撰組の人達の時代には、既に食べられていました。

「酔芙蓉(すいふよう)」についてです。

「葵科(あおいか)」です。

朝の内は白色で咲いていますが、夕方に近づくにつれて、少しずつ濃いピンク色に変わっていく珍しい花です。

色が変わるということで、「酔っぱらった」という「酔」がついたそうです。

「酔芙蓉」が白色の時には、「芙蓉」と見た目が似ているので、一瞬見ただけでは区別が付き難いと思います。

同じ場所で、朝見た白い芙蓉が夕方に濃いビンク色に変わっているか、夕方に見た濃いピンク色の芙蓉が朝見たら白色になっていたら、「酔芙蓉」の可能性があると思います。

「芙蓉」は新撰組の人達の時代にはあった花です。

「酔芙蓉」が新撰組の人達の時代にあるかについての確認は、取れませんでした。

「酔芙蓉」の物語が書きたいと思った時に思い浮かんだのは、芹沢鴨さんでした。

午前は白色で、午後辺りから時間が経つにつれて濃いピンク色へと色付いていく「酔芙蓉」。

乱暴だけど人の気持ちなどを分かっている芹沢鴨さん。

鈴ちゃんも沖田総司さんも斉藤一さんも、嫌な顔をしないで芹沢鴨さんと会っています。

楽しんで頂けると嬉しいです。





はじめに       本編  

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