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〜 新撰組異聞 枝垂れ梅 〜
〜 後書き 〜
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
ここからは後書きになります。
「枝垂れ梅(しだれうめ)」は、「枝垂れている梅」です。
「枝垂れ桜」と比べると「枝垂れ梅」を見掛ける機会は少ないと思います。
「枝垂れ梅」は、綺麗な中にも静かな雰囲気や物悲しさを感じます。
「枝垂れ梅」という題名で物語を書きたいと思っていましたが、良い物語を思いつきませんでした。
枝垂れ梅を見ながら書きたいと思った最初の物語は、沖田総司さんと鈴ちゃんが中心でした。
しかし、考えている途中で、沖田総司さんが医者に通う場面が思い浮かびました。
沖田総司さんが医者に通う場面は、「新撰組異聞」関連の中では余り書かなくても良いように感じて、積極的に書いていませんでした。
しかし、今回の物語では、沖田総司さんが治療を受けようとする場目や治療を受けている場面を書こうと思いました。
実際の沖田総司さんが、医者にどれくらいの頻度で通っていたのかは分かりません。
ただ、沖田総司さんが付き合っていた女性は町医者の娘さんだという説があります。
その事から考えると、ある程度の頻度で医者に通っていたように思いました。
ただ、沖田総司さんと町医者の娘さんとは、途中で別れさせられてしまったそうです。
そのため、途中から医者通いが減った可能性もあるのかなと思いました。
小説やドラマなどには、沖田総司さんが、医者通いをする場面も医者に通う話しをする場面も余り登場しないように感じます。
物語の展開上、重要性の低い場面というのが理由の一つかも知れません。
今回の物語の時間設定時は、「池田屋事変」などが起きた翌年を想定して書きました。
山南敬助さんは、一ヶ月から二ヶ月後には、新撰組を脱走をして、結果として切腹をして亡くります。
ちなみに、今回の物語の時間設定時は、鈴ちゃんは沖田総司さんが病気だと知りません。
楽しんで頂けると嬉しいです。
はじめに
本編
目次
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