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新撰組異聞外伝 〜 蛍の幻想 風の幻影 〜
〜 後書き 〜
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
ここからは後書きなります。
この物語ですが、「新撰組異聞 中編 蛍」の改訂版を書いていた時に、敬一君の事を考えました。
そこから考えた物語です。
ただ、蛍の時期にこの物語を書くか、別の時期にするのかは、いろいろと考えました。
やはり蛍の時期しか考えられなくて、蛍の時期の物語にしました。
そして、更に期間を限定して、蛍の飛ぶ季節の終わりの頃と設定をしました。
後は、この物語を書くに当たって、もう一つの大きく関係している物語があります。
「新撰組異聞外伝 短編 広い大地に碧い海」です。
この物語の中で、敬一君と亡くなったといわれていた原田左之助さんは出会っています。
そうすると、敬一君もいろいろと考えたりする事があるだろうと考えて、この物語を考えました。
蛍ですが、明治になってから十年近く経って居る状態で、どこで蛍が見られるのかは、はっきりとはわかりませんでした。
現在の東京都と呼ばれる場所で、物語の設定当時に蛍を見られた場所は、今よりもたくさん在ったと思います。
わざわざ遠出をしなくても、蛍が見られるのではないかと考えました。
藤田五郎さんや敬一君が住んでいる場所では、いつ頃から見られるのか、どこに行けば見られるのか、など詳しい事がわかりませんでした。
蛍の飛ぶ季節を調べていると、東京で蛍の見られる時期は、かなり広い意味で捉えると、終わり頃と言ってもかなり開きがあるようです。
当時の状況と物語の状況を詳しく比較すると、少し違う可能性もあります。
その点はご了承ください。
「幻想」は、「げんそう」と読みます。
「現実にない事を心に思い描く事」という意味です。
「幻影」は、「げんえい」と読みます。
「幻。現実には存在していないのに、存在しているように見える事。」という意味です。
楽しんで頂けると嬉しいです。
はじめに
本編
目次
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