このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
松山旅行記・4
というわけで、内子に移動しましょう。
ちなみに、道後温泉から直行です。日付変わってませんので注意してください。
内子町は、古い町並みの残る、少しのどかな雰囲気の町です。
予讃線の新線が建設されて、松山からもとてもアクセスがいいです。
…特急に乗ればな。
当然青春18きっぷなので、普通列車です。
いや、なぜ特急が便利って、普通列車が一本通る間に特急三本通ればなぁ…
ともかく、内子到着。
●内子駅前●
駅前に蒸気機関車C-12が展示してあった。
あまり綺麗な保存状態ではないように見えたが、機関車の前に看板があった。
「立ち入り禁止」
「SL立ち入り事故について、一切の責任を負いません。内子町」
ブ…
ブラボー!!(涙)
こういう基本姿勢で臨んでくれると、凄く嬉しいぞ!
昨今は何だかんだと責任のなすくり合いだけど、自分が踏み込む危険について
自分でリスクを取るのは当たり前の事。
やっぱりこういう事が書いてあっても、誰しもが納得できるような社会が理想よな。
とまあ、そんな事を考えながら歩く事暫らく、
内子の町並みを散策しつつ、坂を登り、
ああ…ソフトクリーム食いたいなと思いつつ
お、和ろうそく屋さんか。寄ってく?
薄暗い店内、というか工房だね。
中に入ると、正面に帳場があって、おばちゃんが微笑んどる。
その奥は作業場になってて、渋いおっさんが和蝋燭を作っとる
右手の棚には色んな号数のろうそくが並んでいて、あ〜、結構なお値段で…
左手の棚にはタウン情報誌とか観光誌とか。
多分ここのろうそく屋の取り上げられた号なんやろうな…
●?●
まあ、落ち着け。
何故こんなに大量なの?
おっさんこんな死ぬほどタフマン飲んで、ろうそく作っとるんやったら
そろそろ廃業考え始めてもええんちゃうかなぁ…
そのうちほんまに死ぬで…って、
値札ついてるやん。
俺に飲めと?
いや俺はどちらかというとリポビタンの方が…
というかこういう類の虚弱体質矯正剤は苦手で…
で、まあ、その奥にコカ・コーラの自販機もあったりして
おっさんどうすんねん。
●ほしいも● そうそう。この干しいもがうまいのよ。
いや、干しいもそのままもいいけど、炙って食うとうまーい
とか話してると…
まあ、待て。
「干イモ あいしいよ」
………そうですか。
じゃ、じゃあ、2袋下さい。はい。200円。ええ。
もぐ…もぐ…あいしいなぁ…
で、まあ、いつもの如く、細い横道に逸れたり迷走をしていると、
お?
和傘やん
●和傘屋●
いやこれがなかなかどうして、見事な仕上げの綺麗な傘がずらり。
で、ここのおじちゃんに話を伺うと、
「うちは紙を作る行程以外は全て自分ひとりでやっ取るけんな〜」
と、伊予弁でまくし立て始めたぞどうするんや止まらんやないかっ!
しかも思いっきし伊予弁や。一緒におった東海人目がぱちくりや
そんでもおっさん話し止めへん。
何かNHKが取材に来たのんが世界発表されて賞貰ったけん、
番組のプロヂューサーいうのんか?が、昇進したいうて、
俺んところに手紙を送ってくれたという内容の、話。
多分30分はおっさん独演会。
最後に、そやけど俺の話があんまりVTRにのらんかったんやけど、
それは俺口下手やからしゃあなかったわな、とか言いよる。
違う。多分長すぎて尺に合わんかったんや。
誰か教えてやれ。
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