そもそも、長良川鉄道は、国鉄の路線として建設がはじまり、
福井から越美北線
岐阜から越美南線
この２本の路線が合体する事で、なんか便利になる予定だったのだが、
途中山岳地帯で工事ストップとなり、北と南に分断されたまま、
南側は第三セクター『長良川鉄道』となって今にいたるわけだ。
細かい事はそれくらいしか知らんので、それ以上は調べてみてください。
で、まあ、電車が来るまで時間があったので、ぶらぶらしてたら、
何やこれ？
●カーキャッチャー●
どうも、電車止めるためのもんらしいが…
どうもしっくりこんなぁ…
コイツをトラップよろしく列車の進行方向に仕掛けると
列車を止める事ができる！
と、書いてある(雰囲気的に)。ほんまかー？
と、まあ、そんな感じで、いろいろ見てるうちに列車到着。
早速乗り込むと、おお、こいつはバス部品で作ったレールバスいうやつやな。
とりあえず、運転席を撮っておくことに。
乗車人数は１０名弱。
軽やかなエンジン音を響かせて、長良川鉄道の列車(といっても一両編成)は走り出した。
途中、異変に気付く。
その日寒かったからというのもあったかもしれんけども、
１・プラットホームに人がいない
２・列車内に降車の意思を示す人がいない
この２つの条件が揃うと運ちゃんはドアを開けない。
停車時間も多分２秒くらい。
なかなか・・・よいなぁ。
こういう何かダイヤダイヤしてない感じのとこって好きやなぁ。
とか思ってたら、
運ちゃん「えー、この駅では●●時●●分まで停車します。」
お〜、２０分ぐらいあるな〜停車時間。
でもなー、駅前、何もないけど、どうする？
自販機しかないけど、どうする？
じゃあ、写真でも…
●北濃方面を望む●
しかし、まだ春先とはいえ、Ａ県とは全然違うなぁ…寒いし。
●お世話になってますの長良川鉄道車両●
実は座ってた座席のクッションが凄い動いたりして…
走行してるうちになんか小奇麗な駅に到着したと思ってたら、
何かその駅はまだ新しい温泉があるとかで、乗客のほとんどが下車。
よっしゃ俺らも入ってきてみるかなー、と、思いはして
腰が３センチ６ミリほど浮いたが、あまりの人のため断念。
よっしゃーとりあえず郡上八幡まで行ってみるかなー
と弱気の方向転換をした。
列車はゴトンゴトンと走りつづけ、
農作業に向かうおばあちゃんが線路を横切ったりして
なかなか和む風景を見ながら郡上八幡へと近づいていく。
時計はもう午後３時を回っていた。
着いたな…
今日の目的地、郡上八幡。
というか、時間の都合上(これ以上進むと今日中に帰る自信がないので)
勢い的にここが終着になっただけやけども…
よし、ここから先は次回やな。