このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

バカチン四国Ⅴ・1


さあ、遂にこの日がやってきた。
とはいうもののきちんとした計画すら立てていない状態でのスタートである。
この日の前日は、仕事が上がって家に帰ってきたのが多分22時30分あたりで、
それからボケボケとネットなどをやっておったので
さてそろそろ寝るかなと思って時計を確認したところ午前3時だった。
あ〜、明日か5時におきなあかんから、何時間睡眠や?

…2時間??

という無能振りを発揮して何とか寝たのが多分午前4時くらい…


●太陽が黄色い…●

ここから暫くは起きていたのだが、あまりはっきりとした記憶がない。

JR名古屋駅で天災Wと合流し、同時に時刻表購入。
18きっぷにはんこを押してもらい、旅がスタートである。
二人とも前日遅くまで仕事であったので意識は朦朧としている。
そんなわけで、ここから大垣まで、二人で起きてるんだか寝てるんだかわからん行程に突入する。
岐阜あたりで乗り込んできたこっくりこっくりと舟をこぎながら時折持っている傘を
バサッと落とすおっさんが気になり、眠れず。


●大垣駅。近鉄改札口からこの後高校生らしき大群が登場する●

われわれは優雅な旅人であるので、貧乏くさく●ッテリアのハンバーガーを貪りつつ
あくまで優雅に高校生の通学ラッシュ(?)を見物していたら
危うく接続列車に乗り遅れるところであった。
入線して来た列車は117系。長距離の場合は広いシートピッチが何よりも嬉しい旅列車である

そうこうしている内に、列車は滋賀県内に突入、程なく米原となる。
ちなみにボックスの向かい側に座っていた初老の男性も
首から下げたパスケースに18きっぷと行程表を入れていた。
話しかけたかったが、果たせぬまま米原へ。


●ここからJR西日本の領域●

できるだけのんびりと旅をしたかったのだが、乗り換えに伴う『米原ダッシュ』
に巻き込まれ、4両目補助席に落ち着く、というか椅子も硬いし落ち着かない。
そのまま近江八幡か草津までうとうととしていると、
大量の女子中学生が乗ってきて、補助席で小さくなっている私の手とか膝とかに容赦なく
女子中学生の尻とかが当たってくる。
向こうは気にしていないようだが、

もう気分は犯罪者。

女子中学生がいっせいに降車した大津まで
脳裏で『痴漢〜!』といわれたときのシミュレートを繰り返す。

大津を過ぎれば少し余裕が出てくる。
ここから京都を過ぎ、車内にも少々余裕が、といっても補助席から座席に移動できるほどではないが。


●大阪中心地梅田方向を望む●

大阪を過ぎれば、尼崎、加古川、明石と移動する。
明石といえば、卵焼き(明石焼き)と明石海峡大橋がある。
とりあえず大ランドマークなので写真撮影。


●やっとうまく取れた写真は逆光●

姫路で小休止をする。主にトイレ。
次に来た列車に乗ることになるのだが、この列車が『新快速播州赤穂行き』
これで相生まで移動する。


●相生駅、右上に走っているのは山陽新幹線●

ここは、私にとっては謎の土地である。
駅前にヤマザキデ●リーストアがあった。
水分補給と同時に天災Wが妙なことを言い出した。

小倉ネオマーガリンがある筈だ

バカな。
コッペパンにあんことマーガリンが挟んであるパンなど東海地方以外にあるわけがない。
無理。却下。

というわけで、相生に『小倉ネオマーガリン』の影はなかった。安心である。



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