このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
バカチン四国Ⅴ・10
●金刀比羅宮参道鳥居と、JR琴平駅●
薄曇りの琴平は、駅へと急ぐ我々の汗をさらに加速させる。
駅にたどり着いた我々は、ともかく汗をすってぐしょぐしょのTシャツを脱ぎ捨てるべく
大急ぎでトイレに駆け込んだ。
十分に汗を吸って、滴となって滴り落ちそうなTシャツを脱ぎ捨て、
半そでのシャツを着込む。
Tシャツは汗で異臭がするので、制汗スプレーを臭い消しに振りまきながら
これを隔離する為のビニール袋をゲットする為にキオスクに入る。
適当にビン牛乳(コーヒー)と、ポカリを買い込み、
外に出るやいなやそのビニール袋にTシャツを封印。
危険物の隔離は終わった。
改めて臭いをかぐ気すら失せる…
さて、我々危険物処理班は、次の目的地宇多津に向かうために
列車に乗り込もうということで、駅の改札に近づいたのであるが、
私がひそかに狙っていた特急南風高松行きは、
我々が改札に近づくと同時に発車してしまった。がっかり。
そこでやむなく、ホームの端っこに止まっている快速電車に乗って
宇多津に向かうことにした。
宇多津というところは、瀬戸大橋の四国側の入り口の町で、
瀬戸大橋の開通と共に、様々な商業施設が出来て
一時期、香川でもかなりのイケているスポットだったのだが、
思ったほど開発は進まなかった。
雰囲気としては、関空の直下のりんくうタウンや、セントレアの直下のりんくうタウン
の雰囲気が似ているかもしてれない。
まあ、その宇多津駅から徒歩15分ほどの場所に
お目当てのうどん屋はある。
ここは製麺所ではなく、一般店なのだが、
完成度の高いうどんは一度食べておくことをお勧めしたいほどの出来栄えである
●見よ!これが冷天(ひやてん)おろしや!●
そびえ立つ海老天!
さくさくのイモ天!
大根おろしに、濃厚なぶっかけだし。
つやつやのうどんに我々は「うまいの〜」の一言だけを残してむしゃぶりついた。
まあ、いっぺん食べてみて。
これでお値段900円弱。
で、まあ、おなかも落ち着いたので、
おねえちゃんにいなり寿司を取ってもらって、
おなかもこなれて来たのでさらにかけうどん追加。
●ぷりっぷりのうどん●
これも一息に平らげる。
ここのだしはみりんがかなり効いているので、
ちょっとこってりとした感じの飲み口。
おいしいことは間違いないが、やはりこの店は冷天おろしなどのぶっかけ系が好みかも。
そんなことを思いつつも、我々は店を後にした。
帰り際、天災WがサークルKを発見した。
W「ちょっと寄って行っていい?」
私「さっきうどん食ったばっかやん」
W「ええから、ええから」
また、小倉ネオマーガリンを探しとるらしい。
無駄無駄無駄!
そんなコッペパンにマーガリンとあんこを挟んだようなもんがここ四国に存在する訳がない
な?ほらな?ないやろが?
もう、諦めろって。な?Wよ。
W「きっと、人気がありすぎて売り切れてるんや…」
まだ言うか。
そんなことを言いつつ、我々はT松への帰路に着いたのである。
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