このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

バカチン四国Ⅴ・11



●高松築港で元名古屋市営地下鉄車両●

高松に戻ってきた我々は、築港から電車に乗り込み、
一駅先の片原町(かたはらまち)に向かった。
ここは、商店街のアーケードのすぐ横にホームがある、
なかなか珍しい風景の見られる場所だ。

天災Wと商店街を歩きながら100円ショップに寄って
荷造り用のバンドを買い込み(これがあるとパッキングが楽)、
ホテルまでぷらぷらと歩いて戻った。
今日のこんぴらアタックの為、お足元はかなりフラフラであった。

ホテルに戻ると、部屋で何時間か体力回復に努め、
深夜、小腹も減ったし、海も見たいとWが言うこともあって
ホテルを抜け出して、港の方角に向かった。

途中、ほか弁で弁当を買っているとWの姿が見えぬ。

隣のコンビニにおるんやろうと当たりをつけて
Wと合流したら、勝ち誇ったような表情をしている。
ううぬ、生意気な…

私「なんやねん」
W「こ〜れ〜を〜み〜ろ〜」


●小倉&マーガリン●


……?

小倉&マーガリンやと?!


罠だ!これは罠だ!誰かが俺を陥れようとしているに違いない!
そうやろ?な?名古屋から持って来たんやろ?な?W?
ここ、瀬戸の都T松にそんなパンが存在するわけがないんや!

→『レシート』
ぬおおおおおぉぉぉぉぉ!


思えば、このコンビニは、俺が高校の時に、
『FF7』を予約しようとしたときからの付き合いやった…
それが、それが…
まさかこんなことになってしまうなんて。

私は唐揚げ弁当の入ったビニール袋を握り締めて空を仰いだ。


それから我々は、高松港の赤灯台に移動して、
行き交う船を眺めていた。
防波堤の要所要所には語り合うカップルや、若者がおる。

こんな深夜に(午前1時ごろ)徘徊する若者がおるとは、
T松も都会になったんやな…

そう思いながら、帰途に着いた。
我々が宿泊していたホテルは門限が午前1時だったのだが、
我々が帰ったとき、ロビーに明かりをつけて待っていてくれた。

ホ「お帰りなさい」
我々「ありがとうございます」

いいホテルやな。
3Fの自動販売機においてあるカップめんが
東●水産(マルちゃん)のカップうどんだけというのがどうやとは思ったが、
温かい心遣いに、感謝しつつ、部屋に戻ってぐっすりと休んだ。



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