このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

飯田線544Mに乗ってきました
乗車日2015/8/29 天気:雨のち曇り

JR飯田線は長野県の辰野から愛知県の豊橋までをつなぐ全長195.7kmの路線。
木曽山脈、赤石山脈の合間を天竜川沿いに走るローカル線。
そこを走る列車の一つが544Mである。

飯田線544M
最長普通列車とは
始発から終点までの走行距離あるいは所要時間が長い普通列車。寝過ごせばとんでもなく遠い駅まで運んでくれる存在である。
上野東京ラインで静岡県の熱海から栃木県の黒磯まで5時間近くかけて走り通す列車など探すといろいろ見つかる。
日本最長として知られるのは北海道の根室本線を走る2429Dだ。8時間27分をかけて308.4㎞走行する。
今回乗車するのは秘境駅などファンも多い飯田線を走破する544Mだ。
飯田線
路線長195.7km
全線電化(直流1500V)
運行最高速度85km/h
駅数94駅
飯田線544Mのみどころ
乗車時間6時間57分 距離213.7km
辰野・天竜峡・中部天竜の3か所で乗務員交代
金野、田本、中井侍、小和田など秘境駅が目白押し
JR一の急勾配40‰(沢渡−赤木)
山脈を貫く長大トンネル(大嵐−水窪)
対岸までつながっていない?!渡らずの橋(向市場−城西)
旅行記(前編)
上諏訪 9:19
中央本線の上諏訪駅が始発。
8:56の中央本線松本行きが到着の時点ですでに入線済み。
車内は空席が目立つ。
9:15の特急の接続を待って544Mは出発。
飯田線544M
辰野 9:59
岡谷で後続の下り中央本線と接続待ちで13分停車。
乗り換え客で座れない人も出るほど混雑。
みどり湖方面の線路と別れ列車は辰野へ。
ここが飯田線の終着駅。JR東海の乗務員と交代する。
塩尻方面からの列車と接続する。
飯田線544M
参考:車内からの写真は3両目の8番D席(進行方向向かって右側)で撮影
沢渡 10:44
信越線の碓氷峠区間が廃止になりJR最急勾配区間は沢渡−赤木の40‰。
急勾配区間と言えば峠越えなど山間部を想像してしまうが意外にも平野部。
飯田線がもともと私鉄だったためこのような勾配が生まれたのかもしれない。
勾配標識を撮ろうとして失敗したのがこちら(右下に存像があああ)。
飯田線544M
宮田 11:00
飯田線は単線。列車の行き違いのために長時間停車することもしばしば。
宮田では9分停車
しばらくホームへ出て外の空気でも吸おう。
飯田線544M
飯田 12:19
上諏訪を出てから3時間が経過。飯田に到着
リニアができたらどんなふうに変わるのだろうか。
ホームの木のベンチや跨線橋がいい雰囲気。
飯田線544M
後編へ
サイトTop




TETSUNO-KOKAI-OJI

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください