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5日目(1984年8月23日)■■■■■■■■■■■■■■

5日目8/23 ==(函館本線鈍行夜行列車41レ)6:47札幌7:26(702D急行「えりも2号」)11:22様似11:30(国鉄バス日勝本線急行便)12:35えりも岬13:55(国鉄バス日勝本線急行便)14:57広尾15:45(広尾線830D)17:41帯広帯広ユースホステル泊

 前夜函館を出た41レは、小樽からはノンストップで終着の札幌まで軽快に突っ走り、6:47定刻に札幌へ到着 しました。
 我々は札幌を7:26発の702D急行「えりも2号」様似行きに乗車しました。苫小牧から日高本線に入ってからは、右に太平洋を見ながら進みます。ときどき牧場にサラブレットの姿も見えます。 北海道でもこの日高本線は特に好みです。

 列車は11:22に終着の様似に到着しました。続いて連絡の国鉄バスに乗り、襟裳岬で下車、約80分 ほど襟裳岬を散策しました。
 ところで、友人のN氏は相撲取りのように体格ががっしりした「あんこ型」で、元大関・琴風 (現尾車親方)に似ているので、周囲からは「大関」とか「関取」と呼ばれていますが、その「大関」は大変な暑がりと寒がりで有名でもあります。襟裳岬での「大関」の行動を見ていると、 「おー寒ぅ」と震えていました。それもそのはず、襟裳岬の気温は18℃で本州とは15℃ほどの気温差が あるところへ、半袖のTシャツ1枚の軽装でした。その後「大関」はカバンから長袖のトレーナーを出 して着込んでいました。

 襟裳岬から再び国鉄バスに乗車、黄金道路を通って広尾に向かいました。右手には太平洋の絶景が見えています。天気はよく、日当たりのよい車内で「大関」は「暑い暑い」とぼやきながら、 襟裳岬で着たトレーナーを脱いでいました。

 次に広尾駅を15:45発の広尾線帯広行きに乗車しました。一面のジャガイモ畑に「大関」は大変感動 していました。その上、広尾線には名物の幸福駅や愛国駅があり、きょう一日、日高から十勝への鉄道の旅を存分に楽しみました。
 宿泊は帯広ユースホステルで、私は中学3年生の時にはじめて利用したユースホステル以来、通算18回目のユースホステル泊になります。夕食のあと、ペアレントに十勝地方の魅力を語っていただきました。(当時のYHは原則禁酒で、夜は堅苦しかったなぁ。)

▲様似駅のスタンプ▲記念に近隣駅への乗車券を購入
▲広尾線列車から見た幸福駅の様子▲わずかの停車時間に走って買った幸福駅の入場券
▲やってきました帯広駅▲帯広ユースホステルのスタンプ


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