このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

6日目(1984年8月24日)■■■■■■■■■■■■■■

6日目 8/24 帯広7:51(士幌線723D)10:17十勝三股11:11(士幌線726D)13:04帯広13:09(5023D特急「おおぞら3号」)13:30池田13:37(池北線935D)17:01北見17:20(石北本線589D)18:31網走21:23(急行「大雪6号」)==急行「大雪6号」車中泊

 帯広ユースホステルを早めに出て、帯広駅を7:51の士幌線十勝三股行きに乗車しました。
 この士幌線沿線もジャガイモ畑が目立ち、目の保養になりますが、清水谷あたりから上り勾配が きつくなります。糠平から先はバス代行区間(昭和53年後半から実施)であり、乗客は一旦改札を出て、代行バスに乗り換えます。
 ただ、糠平から終点の十勝三股までのレール自体は撤去されずに残っていて、列車が走ってもおかしくないようにさえ思えました。終点の十勝三股駅は雑草が生い茂り、 旧駅舎や駅名標などはそのまま放置されていてかなり荒れていました。
 1時間弱、十勝三股駅構内を散策し、折り返し、士幌線726Dで帯広まで乗車、士幌線の旅を終えました。

 帯広を13:09発の特急「おおぞら3号」にワンポイント乗車、13:30に池田で下車。
 続いて、池田を13:37発、北見までの3時間半の池北線の旅です。140キロという距離は北海道の本線以外では屈指のローカル線で、直通列車は5往復にとどまっています。途中、当時の町規模では日本一広い面積を誇る足寄町を通ります。足寄と言えば2年前に乗った白糠線を思い出します。根室本線の白糠から北進を経てここ足寄までが当初の計画だった白糠線も、ついに足寄まで通じることなく、すでに廃止 されていました。
 北見には17:01の到着、続いて石北本線589Dで網走湖を眺めながら網走まで来ました。

 本日の宿は今旅行3回目の夜行列車で、516レ急行「大雪6号」札幌行きです。14系化されて初の乗車になります。3人は簡易リクライニングシートの14系座席車が嫌いだったので、ブツブツ言いながら ビールで発散、心地よくなったところで明日に備えて寝ました。

▲士幌線で十勝三股に向かう▲事実上の終着駅になっている糠平駅
▲糠平駅の入場券▲記念に買った隣の駅までの切符
▲糠平駅のスタンプ▲糠平−十勝三股間の乗車券
▲糠平−十勝三股間はバスによる輸送▲なかなか珍しいスタンプがありました
▲荒れ放題の十勝三股駅▲池北線の記念に買った置戸駅の入場券
▲3時間24分の池北線の旅を終え、北見に到着▲北見駅の入場券

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