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16日目(1984年9月3日)■■■■■■■■■■■■■

16日目9/3 ==(函館本線鈍行夜行列車46レ)4:58函館7:06(江差線721D)9:48江差10:59(江差線728D)13:27函館14:36(101レ急行「ニセコ」)20:33札幌22:15(413レ急行「まりも3号」)==急行「まりも3号」車中泊

 前夜、札幌を小樽回りで走ってきた46列車は、早朝4:58に終着の函館に到着しました。
 今日は江差線と急行<ニセコ>を全区間乗るだけの単純きままな1日です。
 2年前の旅行では、松前線に乗りましたが、今回は江差線の江差まで行きます。函館を7:06発の 江差・松前行きの721Dに乗車、通学時間帯と重なって、案外たくさん乗っていました。列車は函館湾 を左手に木古内まで行くと、松前行きは分割されました。
 木古内から40キロ余りの終着江差には9:48に到着、折り返し728Dで同じ道を反対側の景色を 楽しみながら函館まで戻りました。

 函館からは名門101レ急行<ニセコ>に乗車。14系座席車に郵便・荷物車が付いたこの列車 は数回乗りましたが、旅情のある列車のひとつとして好きな列車です。停車駅は大沼公園、森、八雲、 国縫、長万部、黒松内、蘭越、ニセコ、倶知安、小沢、余市、小樽、そして終着の小樽です。
 途中、おやつ代わりに車内販売で長万部の「かにめし」を買い、車窓に見える羊蹄山の勇姿を見ながら食べましたが、今思えば生涯最高の駅弁旅行のシーンであったかもわかりません。それほど素晴らしかった。
 札幌には20:33に到着、約6時間の急行<ニセコ>の旅は終わりました。遅い夕食をとったあと、 本日の宿となる釧路行き413レ急行<まりも3号>に乗車しました。
 北海道の3つの夜行急行列車のうち、今回の旅行でまだ乗っていなかった14系化された急行 <まりも3号>は、B寝台車が5両、座席車が3両、郵便・荷物車が各1両で編成された10両編成で、 旧型客車時代に比べ14系車両で興ざめになったものの、夜行急行列車と呼ぶにふさわしい編成を保っていました。
 急行<まりも3号>は22:15にゆっくりと札幌駅4番線ホームを発車しました。
 

函館駅の入場券▲江差駅のスタンプ

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