このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

20日目(1984年9月7日)■■■■■■■■■■■■■

20日目9/7 ==(516レ急行「大雪5号」)5:37岩見沢6:09(室蘭本線260D)7:40苫小牧8:04(1D特急「北斗1号」)8:59札幌10:09(札沼線627D)12:23新十津川12:32(札沼線628D)12:54浦臼13:10(国鉄バス)13:53滝川14:11(806M急行「かむい6号」)14:18砂川16:00(函館本線砂川支線929D)16:16上砂川16:41(函館本線砂川支線930D)16:54砂川16:57(1013M特急「ライラック13号」)17:45旭川18:00(2020M特急「ライラック20号」)19:45札幌21:25(函館本線鈍行夜行列車46レ)==46レ車中泊

 北海道国鉄全線完乗までいよいよ残り3線区。私にとっては大目標達成まであとわずかで、期待が膨らみます。
 前夜、網走を出た急行<大雪6号>を5:37に岩見沢で下車、 まず室蘭本線の未乗車区間の乗りつぶしです。
 岩見沢を6:09発の苫小牧行き260Dに乗車しました。非電化区間ながら直線区間が多いこの線区 (岩見沢〜苫小牧)は、電化された苫小牧〜室蘭とはずいぶん印象が違い、74キロ余りの中に 接続駅が4駅あります。
 接続駅は志文(万字線)、追分(石勝線)、沼ノ端(千歳線)、苫小牧(日高本線)で、 かつて栗山では夕張鉄道にも接続していました。
 終着の苫小牧には7:40に到着、8:04発の特急<北斗1号>で札幌に向かいました。
 続いて、札幌を10:09発の札沼線627D新十津川行きに乗車し、札沼線を完乗。終着の新十津川から先の留萌本線の石狩沼田までは現在は廃止されています。
 新十津川から連絡の国鉄バスで滝川まで乗車のあと、滝川を14:11発の806M急行<かむい6号> で砂川にやってきました。

 いよいよ残された最後の1線区、函館本線の支線である砂川〜上砂川の 7.3キロです。
 砂川を16:00発の929Dはキハ40系の単行で、16分後には終着の上砂川に到着しました。これで2年がかりで北海道国鉄全線36線区を完乗しました。
 上砂川には、北海道でも まだ現役で稼動している炭坑がり、石炭輸送専用貨車のセキ3000もたくさんいました。
 全線完乗を達成したあとは、折り返し930Dで砂川に戻り、さらに17:57発の急行<天北>で札幌に戻ってきました。その足ですすきののラーメン横丁に行き、チャーシューたっぷりの大盛りラーメンを平らげました。2年越しの目標を成し遂げた満足感で心身ともにリフレッシュ、このラー メンの味は格別でした。大通り公園の中をぶらぶら歩いて最後の北海道の夜をしばし楽しみました。
 札幌からは21:25発の函館行き46レに乗車、北海道での最後の夜行旧型客車の旅で、三重への復路の始まりです。
 

▲札沼線石狩当別駅の入場券▲札沼線新十津川駅の入場券
▲札沼線の終着駅・新十津川駅▲滝川で函館行き32D特急「おおとり」を見送る 
▲函館本線砂川支線乗り場は、本線からやや離れた場所▲道内専用のセキ3000
▲函館本線の支線終着駅・上砂川駅構内▲上砂川駅の入場券
  
▲上砂川駅のスタンプ  

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