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旅の記憶 −懐かしの特急新雪号 乗車記−

懐かしの特急新雪号 乗車記

2004(平成16)年3月20日(土) -その2-
高崎〜上野
9016M (特急懐かしの特急新雪号)
高崎駅2番線ホームにて

途中、水上駅、渋川駅、新前橋駅で運転停車を行い、次の停車駅は、高崎駅でした。

ホームの先頭車付近では、多くのファンが待ち構えていました。

一般の乗客が在来線を待つ2番線ホームへと入線したため、突然現れた特急列車と「新雪」の文字、そして、写真を撮るファンの姿に、不思議そうな顔をした方も多くいました。

左:高崎駅2番線ホームにて

北鴻巣〜鴻巣間にて
さいたま新都心駅付近にて

ファンに見送られ高崎駅を発車した特急「新雪」号は、闇の中を進みます。
真っ暗な中、何気なく外を眺めていると、北鴻巣駅を過ぎてからでしょうか、畑や車の上にうっすらと雪が見えました。
特急「新雪」号は、ここに来てようやく、本物の「新雪」と出会いました。

最後の停車駅、大宮駅を発車した列車は、いよいよ上野駅へと向かいます。

左:北鴻巣〜鴻巣間にて
左:さいたま新都心駅付近にて

特急懐かしの特急新雪号(上野方)
13番線ホームにて

すでに桜の開花が伝えられた東京は上野に、特急「新雪」号が到着しました。
上野駅でも多くのファンが列車の到着を待ち構えていました。
17年ぶりに復活した特急「新雪」号のヘッドマークは、雪国新潟から帰ってきたことを誇らしげに伝えているようでした。

初めての乗車、そして、最初で最後の乗車かもしれませんが、ゆったりと183系特急「新雪」号の旅ができました。
ツアーとしての臨時列車の運行は、本当に乗車したい乗客だけが乗車するという、本来の目的に添ったものだったのではないかと思います。
さすがにスキー列車としての雰囲気を味わうことはできませんでしたが、「新雪」という愛称だけでこの旅は十分楽しむことができました。

左上:特急懐かしの特急新雪号(上野方)
右上:13番線ホームにて
左下:特急懐かしの特急新雪号(石打方)
(以上、上野駅にて)

特急懐かしの特急新雪号(石打方)



懐かしの特急新雪号 乗車記
2004(平成16)年3月20日 -その1-
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