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飯山線じょんのび風っこ号 乗車記

2004(平成16)年5月30日(日) -その2-
戸狩野沢温泉〜長野
9156D (快速飯山線じょんのび風っこ号)
戸狩野沢温泉駅ホーム
水田が広がる

次に、戸狩野沢温泉駅に停車しました。
この頃からでしょうか、窓がないために車内を虫が飛んだり、手すりにも必死で虫がしがみついていました。
また、途中、牛舎でしょうか、沿線周辺の匂いもまた、トロッコ型車両ならではでした。

車内では、木島平村のPRが行われました。

左:戸狩野沢温泉駅ホーム
右:水田が広がる
(以上、車内より)

飯山駅ホームにて
緑の中を走る

快速「飯山線じょんのび風っこ」号は、飯山駅へと到着しました。
飯山駅のホームには、誰でもつくことのできる釣鐘があります。
寺の街、飯山ならではです。

列車交換のためにしばらく停車し、飯山駅を発車しました。

車内では、飯山市と豊田村のPRが行われました。
また、特産物として、キノコのエリンギを頂きました。

左:飯山駅ホームにて
右:緑の中を走る
(車内より)

千曲川の流れ
水田に反射する夕日

蓮駅を通過し、しばらくすると、再び千曲川を見下ろす車窓となります。
替佐駅に停車する頃には夕方も近づき、雲の中からは、時々夕日も見えてきました。

千曲川に面した立ヶ花駅を過ぎると、川とも別れを告げます。
信濃浅野駅を通過し、しばらくすると、同じ単線の信越本線の線路と並びます。

左上:千曲川の流れ
右上:水田に反射する夕日
左下:信越本線と並走
(以上、車内より)

信越本線と並走

豊野駅ホームにて
果樹園が広がる

豊野駅では、信越線の上下普通列車の交換を待ちました。

この辺りから、車窓が水田から信州りんごでしょうか、果樹園に変わりました。
その風景も束の間、次第に住宅が増え始め、長野新幹線の高架橋も近づいてきました。
そして、北長野駅を過ぎると辺りが一変、都市の風景に変わり、快速「飯山線じょんのび風っこ」号は3時間半の旅を終え、長野駅へと到着しました。

今回の旅で一番印象に残ったところは、沿線の住民の方のリアクションでした。
「なんだ?いつもと違う列車だぞ」といった驚きの表情から、「窓がないぞ。変わった列車だなぁ」といった、にこやかな表情へと素直に変わり、こちらに手を振る姿を何度も見て、私も自然とにこやかな表情になりました。
そんな沿線住民のあたたかさに触れることができ、とても楽しい旅となりました。

左上:豊野駅ホームにて
右上:果樹園が広がる
(車内より)

左上:快速飯山線じょんのび風っこ号(長野方)
(長野駅にて)

快速飯山線じょんのび風っこ号(長野方)



飯山線じょんのび風っこ号 乗車記
2004(平成16)年5月30日 -その1-
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