このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



急行あさひ号と米沢の旅

2004(平成16)年8月28日(土) -その1-
新潟〜小国
9814D (急行あさひ号)
急行あさひ号(米沢方)
「急行あさひ 新潟−米沢」のサボ

2004(平成16)年8月28,29日と、JR東日本新潟支社の国鉄色気動車によるリバイバル急行列車の第3弾、急行「あさひ」号が運転されました。
その28日の乗車ツアーに申し込むことができましたので、新潟から米沢への上り列車に乗車してきました。

急行「あさひ」号は、新潟から山形を通り、仙台との間を結んでいた気動車急行で、1982(昭和57)年の上越新幹線開業により、その愛称を新幹線に譲りました。

新潟駅では、特に発車前のイベントなどはなく、2両編成の列車は静かに発車時間を待っていました。
しかし、いきなりのアクシデント発生。
列車に乗り継げる上越新幹線が、車両故障で越後湯沢駅にてストップしたとのこと。
後続の新幹線の到着まで発車を待つことに。
そして、あさひ号は、25分ほど遅れて新潟駅を発車しました。

左上:急行あさひ号(米沢方)
右上:「急行あさひ 新潟−米沢」のサボ
左下:5番線ホームより
右下:「急行」の種別表示
(以上、新潟駅にて)

5番線ホームより
「急行」の種別表示
新潟市街地を走行する
阿賀野川を渡る

ディーゼルエンジンの唸る音、足下に伝わってくる振動、この感覚は気動車ならではです。
急行「あさひ」号は、新潟の市街地を抜け、阿賀野川を渡ります。
豊栄駅、新発田駅と停車した列車は、新発田駅の停車時間の短縮により、遅れを取り戻しました。

左:新潟市街地を走行する
(新潟〜東新潟間にて)
右:阿賀野川を渡る
(大形〜新崎間にて)

黄金色に輝き始めた田園
分岐していく羽越本線

新発田駅から羽越本線に入った急行「あさひ」号は、秋の気配を感じさせる黄金色に輝き始めた田園の中を走ります。
そして、坂町駅に停車すると、いよいよ米坂線へと入ります。

左:黄金色に輝き始めた田園
右:分岐していく羽越本線 (ともに、車内より)

荒川の流れ1
荒川の流れ2

列車は、荒川沿いを走っていきます。
荒川は、その水資源を有効活用するために、何箇所かダムがあり、水量が多くゆったりとした流れを見せてくれる所があったり、渓谷美を見せてくれるような所もあったりと、風光明媚な車窓が続きます。
その荒川も、次第に川幅が狭くなり、上流に近づいていることを感じさせてくれます。
そして、県境を過ぎ、荒川に別れを告げると、小国駅に到着しました。

左,右:荒川の流れ
(ともに、車内より)



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2004(平成16)年8月28日 -その2-

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