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三連休パスの旅〜2004年房総〜

2004(平成16)年9月20日(月・祝)
館山
館山の浜辺にて
夕映え通りにて

この日の朝は、少し早起きしてホテルをチェックアウトし、すぐ近くの浜辺まで行ってみました。
外房の海に比べると、波は穏やかだったでしょうか。
それにしても、早朝にも関わらず、少し歩いただけで汗ばむほどの日差しでした。
南国を思わせる木々が、通り沿いに並んでいました。

左:館山の浜辺にて
右:夕映え通りにて

館山〜東京
3008M (特急さざなみ8号)
館山駅
館山駅2,3番線ホームにて

館山駅舎はとてもおしゃれな造りで、白を基調とした建物はリゾート地への玄関口といった感じがします。
前日の夜も、ライトアップされた姿がとても映えていました。

改札を抜けホームへ下りると、程なくして、乗車する特急「さざなみ」8号が入線してきました。

左:館山駅
右:館山駅2,3番線ホームにて

特急さざなみ8号(東京方)
「特急さざなみ 東京」の方向幕

このさざなみ8号は、ビューさざなみ号と臨時のさざなみ号以外では、唯一、館山駅から特急として運転される列車です。

特急「さざなみ」号も、10月のダイヤ改正をもって、183・189系から新型車両のE257系500番代に置換えられます。
首都圏と房総を結ぶ足として長年親しまれてきたこの列車も、いよいよ次の世代へバトンタッチする時期が近づいてきました。
それでも、最後の列車までは、このヘッドマークを掲げて内房の海岸沿いを力走します。

左:特急さざなみ8号(東京方)
右:「特急さざなみ 東京」の方向幕
(以上、館山駅にて)

富浦〜岩井間にて
うっすらと見える三浦半島

館山駅を発車した特急「さざなみ」8号は、那古船形駅を過ぎると一旦山間に入ります。
しかし、それもできるだけ最短距離をとるためでしょう、やがて目の前にパァーッと海が広がりました。
車窓を見ていると、内房のほうが外房よりも漁港が多いのかなという印象でした。
浜金谷駅の辺りでは、浦賀水道を挟んで、対岸に三浦半島の横須賀火力発電所がうっすらと見えました。

左:富浦〜岩井間にて
右:うっすらと見える三浦半島
(浜金谷〜竹岡間にて)

竹岡〜上総湊間にて
巖根〜袖ヶ浦間にて

途中、東京湾観音の大きな姿も見えました。
この日も天気がよく、海と空がとてもきれいでした。
大貫駅を過ぎたあたりで海と別れ、少し内陸へと入っていきます。
房総のもう一つの玄関口、木更津駅を過ぎると、袖ヶ浦駅から姉ヶ崎駅に掛け、工場や遠くには火力発電所などの横を進んでいきます。

左:竹岡〜上総湊間にて
右:巖根〜袖ヶ浦間にて

幕張のツインタワー
東京ディズニーランド

蘇我駅に停車すると、再び、京葉地区に戻ってきました。
幕張メッセ、船橋オートレース場、東京ディズニーランドと車窓に現れましたが、賑わいを見せるには少し早い時間だったようです。
そして、特急「さざなみ」9号は、房総特急の出発駅であり、終着駅でもある、東京駅京葉線地下ホームへと到着し、自身の183・189系房総特急に乗車する旅も終了しました。

途中から、もしくは、途中まで普通列車として運転される房総特急、観光客と地元利用客が交わる空間、そんな不思議な列車ももう終わりを迎えます。
この顔が見られなくなってしまうのは少し寂しい気もしますが、「長い間ご苦労さま」とその労を労いたい気持ちで一杯です。

左:幕張のツインタワー
右:東京ディズニーランド



三連休パスの旅〜2004年房総〜
2004(平成16)年9月19日 -その2-
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