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磐西・只見ぐるり一周号 乗車記2005(平成17)年10月30日(日) -その2-
会津川口〜小出9427D (快速磐西・只見ぐるり一周号)
会津川口駅に停車
ホームから只見川の眺め
会津川口駅の到着が13時26分、新潟駅を出発してから丁度5時間が経過、ようやく旅の半分まできたといったところでしょうか。
会津川口駅では、35分もの停車時間があったので、ほとんどの乗客が車外に出て、ホームから景色を眺めたり、列車を撮影したり、駅周辺を散策したりと、思い思いの時間を過ごされていらっしゃいました。
売店で、お土産にと地元で作られたあんこたっぷりの「栗どら焼き」を買った後、車内に戻り昼食を食べることにしました。
新潟駅で買っておいた新潟三新軒のこれも震災復興支援謝恩キャンペーン向けのお弁当「勝が一番だ!!弁当」を頂きました。
特製のタレで味付けがされているトンカツがとても美味しかったです。
と、駅弁を堪能していると、列車は発車時間となりました。

左上:会津川口駅に停車
右下:ホームから只見川の眺め
左下:思い思いの35分
右下:すすきの穂が揺れる
(会津川口駅にて)
思い思いの35分
すすきの穂が揺れる
水量豊かな只見川
田子倉湖
会津川口駅を発車した列車は、再び只見川沿いを進みます。
ようやく太陽も少し顔を出し、只見川の流れと山々の紅葉がより鮮やかに見えるようになりました。
列車は只見駅に14分停車し、会津若松行きの普通列車と交換しました。
只見駅を発車した列車は、トンネルに入ると、田子倉駅までの上り勾配を進んでいきます。
しばらく進んでパッと視界が開けると、左手には満々と水を湛えた田子倉湖が姿を現しました。
湖の周囲も、山全体が紅葉に覆われ、とても美しい景色でした。
田子倉駅を通過した列車は、全長6,359メートルの六十里越トンネルに入りました。
長いトンネルを抜け、再び新潟県に入ると、こちらの山々も紅葉が見頃を迎えていました。
大白川駅に停車した列車は、破間川沿いを進みながら、少しずつ標高を下げていきます。
そして、魚野川を渡り、小出駅に到着しました。

左上:水量豊かな只見川
(会津大塩〜会津塩沢間にて)
右下:田子倉湖
(田子倉駅付近にて)
左下:再び、新潟県に入る
(柿ノ木〜入広瀬間にて)
右下:魚野川を渡る
(薮神〜小出間にて)
再び、新潟県に入る
魚野川を渡る
小出〜新潟9743D (快速磐西・只見ぐるり一周号)
2,3番線ホームにて
夕暮れを迎える
小出駅では、多くの乗客が上越線へと乗り換えていかれました。
列車は、41分の停車時間の間に、4番線から2番線へと入換作業を行いました。
ここからは、進行方向が逆となり、新潟色のキハ47系が先頭となって終点の新潟を目指します。
16時34分、ようやくの発車時間となり、小出駅を発車しました。
周囲は次第に薄暗くなってきました。
宮内駅での運転停車中から長岡駅到着まで、少しウトウトとしてしまいました。
すっかり夜となってしまった中を東三条駅、新津駅、亀田駅と停車し、18時22分、新潟駅へと到着しました。

一日を振り返ると、乗車時間は長かったのですが、停車時間に体を動かしたり、また、景色に癒されたこともあり、それほど疲れはありませんでした。
磐越西線、只見線沿線の紅葉を初めて見ることができ、とても充実した一日となりました。

左上:2,3番線ホームにて
(小出駅にて)
右上:夕暮れを迎える
(越後川口〜小千谷間にて)
左下:快速磐西・只見ぐるり一周号(新潟方)
右下:1番線ホームにて
(以上、新潟駅にて)
快速磐西・只見ぐるり一周号(新潟方)
1番線ホームにて


磐西・只見ぐるり一周号 乗車記
2005(平成17)年10月30日 -その1-
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